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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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速水御舟コレクション 山種美術館 (広尾)

東京でのもうひとつの目的は、新山種美術館です。(今回の東京への旅行は、3つも美術館を回っていますね。うん、良き哉。良き哉。)

九段下の千鳥ヶ淵の近くにあった山種美術館が、渋谷区の広尾に移転し、移転記念に速水御舟のコレクションを公開しているのです。

新山種美術館

前回の東京行きの時に御舟コレクションを見損ねたので、今度こそ!です。結構気合いはいってます。

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新山種美術館内部

広尾に移って、新しくなった山種美術館。うーん、九段下の時のほうが、外観はよかったかな(^^;;;
とはいえ、内部は広くなって、カフェなどもできたとのことです。(今回は人が多くてカフェは利用しませんでした。)

速水御舟展

さすが、速水御舟展。かなりの混雑でした。やっぱり。この美術館の目玉ですから。

この速水御舟の「炎舞」に恋をして幾年月。その幻想と狂気と、理性と様式美。 芥川の「地獄変」のような絵です。

最初の感想は…「思った以上に大きさがある。」でした。
ぼうっとグローが輝く蛾たち。 強く輝く炎。 写実と幻想とが入り交じる世界を日本画の伝統的な手法を使いつつ描いています。

ただ残念ながらガラスにまわりの風景が映りこみます。せっかくの2つとない名品なんだからガラスのケースではなく、全体への覆いにして、映りこみを少しでも少なくしてほしいところです。

とはいえ、しばしぼうっとして、絵に魂を吸い込まれました。華麗にして過酷な絵です。


速水御舟展ポスター

「炎舞」のほかにも、御舟がいかに西洋絵画に影響を受けたかがわかる他の日本画がおいてあって、興味深かったです。特に馬などの動物の絵には独特の漫画的な愛嬌がある。御舟もいろいろな面があるのだなぁ。

日本画の世界も奧が深くて楽しいです。もともとそんなに日本画に興味がなかったのですが御舟の絵はその蒙を啓いてくれた感があります。


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山種美術館
移転したんですね~!!
美術館の存在は知っていても、日本画は肖像画以上にこれまで興味も持たず生きて参りましたもので^^;
にしても上京されるたびに美術館三昧のらむださん、本当に絵が美術がお好きなんですネ!
あやのすけ 2010/04/05(Mon)16:54:12 編集
Re:山種美術館
本の表紙絵なんかを描いているので(^^;;
きちんとした美術の教育を受けたわけではないので、せめてセンスだけは磨いておこうと必死だったりします。ま。もちろん、その根底は「好き」で仕方がない、なんですが。
2010/04/05 17:12
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