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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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古代史の宝庫 国立考古学博物館(イスタンブール)

ブログの更新お久しぶりです。寒くなって、暑いころのブログを書こうとすると、どうしても筆がすすまず、こんなに遅くなってしまいました。すみません。

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イスタンブールは毎日暑くて、日差しも強く、一日中観光するのは体力的には無理。
ってことで、行きたい場所を絞って動くことにしました。

前日にアヤソフィアに行く途中に存在することを確認したイスタンブール古代史美術館へ。ひとりで動くには、比較的安全な場所ですし、歴史好きには欠かせない場所です。



トルコ国旗のたった美術館入り口。それにしても、苛烈な日差しです。朝なのに。



国立考古学博物館とくくって言っていますが、3つの博物館で形成されていています。考古学博物館と古代オリエント博物館と、タイル博物館。
共通の入場料で三つとも見られるので、なかなかお得と言えましょう。
まずは、とにかく考古学博物館に入りました。



1階の暗い館内、目をひくのは石棺の展示室です。こちらは紀元前5世紀に作られたというリキアの石棺。屋根がロケットみたいになっているのが特徴的。

ギリシャ神話の神々の彫刻が施されています。



もうひとつはアレキサンダー大王の石棺…なはずなおですが、どうもガイドブックの写真と違うなぁ。
こちらも緻密な彫刻が施されています・



オリエント風の棺。
なんとなくエジプトのファラオの棺みたいですね。



そして数多くのギリシャ彫刻。残念ながら頭や顔が失われていたり、手足がもがれていたりと完全なものは少ないのですが、それはそれなりに、不完全であることが魅力というか。
騒乱の歴史を越えて、静かに佇んでいます。



エアコンは入っているのですが、1階は涼しくとも、2階3階と登って行くうちにほとんど効いていません。超がつくほど暑いです。
ひとつひとつを丁寧に見ていくと時間がいくらあっても足らないくらいの膨大なコレクションなのでへとへとに。



お次は装飾タイル博物館です。
優雅な細い柱が装飾となっている建物も素敵。
イスラム世界はタイル芸術の世界。細かい紋様と青い色遣いが特徴ですね。



そのタイルで飾られた暖炉でしょうか。
凝った意匠です。



タイルと同じ模様の水差し陶器も飾られていました。考古学博物館と比較すると少々ボリュームには欠けるものの、日本ではなかなか見かけることのない品々で、訪れる価値はあります。



最後にオリエント博物館に。こういう括りの博物館というのもなかなか珍しい。



古代オリエントはやはり動物柄w ライオンは欠かせません。

館内は人が少なくて、ゆっくり見られるのですが、ふと見ると佇むスカーフをした美女。
トルコは美人さんが多いですが、彼女もそのひとり。
目があってしまい、ニッコリと笑いかけられてしまいました。こっちはドギマギ。
あの印象的で謎めいた微笑み、なんだったんだろうなあ、と思います。



広い館内を見回った後は、庭園カフェで一休み。暑いのでソーダ水を飲みました。ちなみに炭酸水はトルコ語でもソーダです。
スパークリングウォーターと無理していうより通じます。



庭には数々の石像が豪快に放置してあります。飾ってあるというより、本当に放置という状態で。
数が多すぎて、倉庫にすら入り切れていないという感じ。



でも、緑の蔭と歴史を感じさせる彫像たちに囲まれつつ飲むソーダはなかなかでした。
乾燥しているので木陰はかなり涼しく感じます。



博物館の下のほうがどうも発掘の現場だったらしくて、大きな石柱の後なども見ることができます。

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