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さて、この日は晴れ。
容赦なく降り注ぐ太陽光線に、ホテルの部屋に籠もっているより仕方がないという状態です。マジに、太陽光線を浴びると顔の皮膚がヒリヒリします。
熱いというよりも痛い。
そして乾燥した熱風が吹きすさびます。
一方、ホテルの館内は涼しいを通り越して「寒い」です。長袖のカーディガンの上にジャケットを羽織ってないと寒い。おまけに外気以上に乾燥しています。
うーん、すごいところ来ちゃったなぁ、というのが感想。
お昼はホテルの館内でも、と思っていたら、会議から帰ってきた配偶者が元気に外に行こうといいます。
熱いアスファルトの道路を越え、近くにある小規模モール アリゾナセンターにあるMexican Diner Sam’s Cafeに入りました。
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本当はアリゾナセンターにあるフードコートに入るつもりだったのですが、庭に面したオープンカフェの感じがとてもよかったので、Sam's Cafeにしたのです。
明るい太陽の下、アリゾナの植物を中心としたガーデン。それを取り囲むように、このSam’s Cafeと、ギリシャ料理のレストランとが並んでいます。
おお、なつかしのメキシカン料理。一年ほどテキサスにいたことがあるので、TexMex(テキサス風メキシコ料理)ならよく食べました。
もっともアリゾナもメキシコと国境を接し、一時期メキシコ領であったことも手伝ってメキシコ文化が多く流入しているようで。こちらのほうが、ずっと本場に近いメキシコ料理が食べられるとか。
テーブルのど真ん中にトルティーヤチップスを大量に置かれました。トウモロコシ粉で作ったトルティーヤを薄くのばしてチップス状にしたものです。
これはポテトチップス以上にクセになって止まらなくなるし。あっさりとしているようで、ポテトチップス以上にカロリーがあるという曲者です。
でも、ホント、コレ旨いんですよ。これとよく冷えたビールがあれば、アスタマニャーナ(明日がまたあるさ)という気分になります。←すっかりラテン系
このトルティーヤチップスは、サルサと呼ばれるトマトソースにディッピングして食べます。
サルサにはハラピーニョという青唐辛子が入っていて、ものすごく辛い。トマトの酸味、ハラピーニョの辛さの見事なハーモニー。
ここSam’sCafeのサルサは自家製らしく、とても本格的で美味しかったです。
私は給仕さんのおすすめに従って、Sonoran Chop salad(メニューによればエンゼルヘアの上にロックシュリンプを載せたサラダ)にしました。
ちょっとスパイシーなソースがかかっています。
まあ、アメリカっぽいサラダではあります。お味のほうも、アメリカ風に大味。まずくはなかったですが
配偶者はここは王道、クラシカルハンバーガーにしました。ちっともメキシカンじゃない、とツッコミが入りそうですが(笑)
まあ、前にも書きましたが、ハンバーガーはアメリカがやっぱり美味しい。荒い挽肉を炭火で焼いたその味は、格別なものがあります。
しゃきしゃきのレタス、フレッシュなトマト、かりかりに焼いたベーコン。
お肉の焼き方はミディアムに指定して、じゅるじゅるの肉汁を楽しみます。
はあ、アメリカの味。
サラダとハンバーガーをはんぶんこにしました。
デザートにレーズンの入ったホワイトチョコレートを冷やしたものがサービスで出てきました。
椰子の葉に包まれています。
冷たいので甘みが減じていて、私たちでも美味しくいただきました。量が少ないのもグッドです。
地獄のような日なたと違い、日陰はかなり涼しく感じます。(比較の問題かも。)
オープンカフェの天井からは散水して、少しは湿り気があるようにしてあり、時々、その湿気を含んだ風が吹いて気持ちがいいです。
冷房の効いた室内よりはるかに居心地がいい。
ついついトルティーヤチップスを食べ過ぎました。
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