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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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お茶の水・神田・湯島付近の神社

今年、2013年の11月は配偶者がとても忙しくてほとんど家にいない有様。そこで、私のほうは前半を東京、後半を京都へと旅行しました。まずは久しぶりの東京への旅行をレポートします。
旅行期間2013年11月7日〜11月10日です。

近頃、上京すると大抵お茶の水を根城とします。都心近くで便利なのに比較的静か、学生街なので美味しくてリーズナブルな食べ物屋さんも結構多い。散歩するのも楽しい、と気に入っています。
福岡から羽田、羽田から京急にて
まあ、そんなに大変な旅程でもないのですが、人混みには滅法弱いので、お茶の水のホテルまで到着すると、くたくたになってベッドにダウン。でも目が覚めたところで、ちょっとお茶の水界隈を適当に散歩することにしました。



都市のど真ん中なのに、実は江戸情緒が残る街、お茶の水や湯島、神田。歩いていていろいろと楽しいです。

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まずは宿泊するホテルを探しているときに見つけた妻戀神社にお参りしてみました。
お祀りされているのは、ヤマトタケルとオトタチバナヒメの二柱。ヤマトタケルが東征のおりに三浦半島から房総にわたるときに大暴風雨にあい、妃のオトタチバナヒメが海に身を投げて一行を救ったというエピソードがありますが、東征中ヤマトタケルが湯島の地に滞在したので、この地に縁の神社をたてたのだとか。     


街中にひっそりとした小さな神社ですが、伝承では4世紀から。そして徳川家康の庇護をうけたという古い歴史をもつ神社です。社伝に明暦の振袖大火にて消失なんてのがでてきて、江戸の歴史を見守りつづけたんだなぁ、と感慨。

傍らには稲荷明神が合祀されて、江戸時代には妻恋稲荷とよばれて、大事にされていたようです。



お次はお馴染みの神田明神。ちょっと寒いので明神茶屋で甘酒飲んでいたら日が暮れてしまいました。関東は日が暮れるのが本当に早い。



華やかさが増す神田明神隨神門のライトアップ。夕闇の中に浮き上がります。



一ノ宮に大己貴命(大国主命)、二ノ宮に少彦名命(えびす様)、三ノ宮に平将門公が祀られています。
徳川幕府は将門公を関東の守護、江戸の守り神として厚く庇護しましたが、明治の御代には、天皇の行幸に際し、逆臣である将門公が祀られているのはいけないと祭神から外されました。しかし、戦後昭和59年に復帰したそうで。現在も首都東京を守護する強力な神として、信仰を集めています。



隨神門に飾られた神馬像



波に乗ってる神像のオブジェはライトアップされるといささか険呑な雰囲気。小さな神様は少彦名命さまでしょうか



参拝を終えて、振り返ると隨神門の上に夕月がでていました。



次は湯島天神。最終日、午後の飛行機だったので、あまり遠出はできないので、お社だけ参拝して帰りました。「湯島の白梅」で有名な天満宮のひとつです。ご祭神は菅原道真公と天之手力雄命 (あめのたぢからをのみこと)。




宗像大社の菊大会の花もきれいでしたが、こちらでも菊花が境内を飾っていて、よい風情です。
特に廻廊を飾る菊は見事でした。



こちらの円環の菊も華やか



湯島天神といえば、「湯島の白梅」つまりは泉鏡花の「婦系図(おんなけいず)」。
きれいな日本庭園とともに泉鏡花の筆塚がありました。
鏡花の流麗な文章の如く、美しい眺めです。



庭園の片隅にはきれいな竜胆が咲いていました。

すべて大都会東京の林立するビルの中ですが。
それを感じさせない素敵な神社はまだまだありそうです。
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