忍者ブログ

酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

RSS TWITTER RssTwitter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

宗像大社神宝館・菊まつり・茶房

参拝もひととおり済ませ、お次は神宝館に行きました。



宗像大社全体の社宝を展示した博物館です。
特に神体島 沖ノ島で行われた大和政権による祭祀で奉献された約8万点におよぶ国宝の神宝類は「海の正倉院」と言われる由来。
島の発掘物を中心とした宗像大社所蔵の宝物を保管した博物館です。

九州国立博物館で「海の正倉院」に関するフィルムを見て以来、ぜひ訪ねてみたかった場所です。

拍手[6回]




現在でも沖ノ島は女人禁制ですし、男性も毎年5月27日外の上陸は基本的に許されず、その数も200人程度に制限されているそうです。現代に残る神秘の島ですね。



立派な建物ではあるんですが、ちっと面白みがないですね。ただの四角いビル。
境内は結構参拝者で賑わっているのですが、ここに足を伸ばす人は少ないみたいで。私が入場した時はひとりふたりちらほらって感じ。まあ、こういったところは静かなほうがいいので、構いませんが。

とはいえ、ここをスルーしちゃうのはちょっと勿体ない話しで。
3階建てで、かなりの量の所蔵品を誇ります。純金の指輪など美しい装飾品、鏡、大陸との交易を表す唐三彩など。
なかでも国宝:金銅製雛機[こんどうせいひなばた)は、8〜9世紀の品とは信じられないほどの精巧なミニチュアの織機。しかもこれ実際に織ることができるそうで。日本人がむかしからミニチュアが好きだったのは知ってるけど、奈良や平安の時代からそうだったとは!なかなか興味深いです。



さて境内では霜月の花、菊花大会が行われていました。もう、境内中、菊、菊、菊。
菊の丹精をこめて育てている人ってこんなに多いんですね。



最も見事だったのがこちら。それもそのはず内閣総理大臣賞です。群体の如き菊が揃って花を咲かせている様子は見応えがあるというか。



菊といえばこういった形をすぐに思い出します。品がいい。ただしなんというか仏花というイメージがつきまとうかな。



花火のような華やかな菊。これはきれいですねー。
一口に菊といっても色も容貌(かたち)もバラエティに富んでいます。



辺津宮の仮殿にも菊が飾られていました。



ちょっと異彩を放つ奉納作品。宗像大社や七五三の文字を菊が彩っています。
こういうのも楽しいですね。



さて高宮斎場も行き、境内も見てまわって、少し疲れました。茶房との看板があったので、入ってみました。菊まつりと大きく書かれているから、これは菊まつり用のスペシャルなのかしら。



ここにも見事な菊が飾ってあります。いい香り。



とても新しい建物で、貼り替えられたばかりの障子に菊花が映える素敵なカフェとなっています。
神社も多角経営。



お抹茶とお菓子をいただいて一息つきました。



茶房には、宗像大社の「みあれ祭」を題材にした見事な屏風が置いてありました。
みあれ祭(みあれさい)は、毎年10月1日に行われる秋季大祭です。海上安全や大漁など願って行われる祭礼で、。漁船およそ数百隻による大規模な海上神幸行事が行われます。
私は実際に祭を見たことはありませんが、ニュースなどでその勇壮な姿が報道されています。
1度見にいきたいものです。
PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
Clear