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フェニックス二日目に、時差ボケと、あまりの温度差(主に、外気温と冷房の効いた室内の温度)に、自律神経がおかしくなってダウンしてしまいました。
風邪ひいちゃったのか喉は痛いし、寒気はするし。眠くて眠くて。
こりゃやばいなー、と思いつつも、風邪薬飲んでベットの上で枕を抱いてゴロゴロするしかありません。(この時はさすがにちょっと来たことを後悔しました。)
その日は、配偶者のお仕事の関係のパーティ。会議の日本人参加者での受賞お祝いの会。情けないけれど、私はパスでした。
せっかくだからとカメラを渡して、配偶者に撮影してきてもらいました。(みんなの写真を撮るふりをしつつ、料理も撮ったのだとか)
ホテルの近くのKincaid'sというステーキハウスだそうです。
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店内はサザンスタイルを少しだけ踏襲して、なかなか優雅なインテリアのお店です。
ウェイティングバーもある本格的レストランですね。
20名くらいの団体です。こうやってずらりと並ぶと、なかなか壮観ですね。
まずはとりあえずビールでスタート。(日本人の会合ぽい?)
ここで、アメリカ人の団体だと、メニューを好きなものをバラバラに取り、しかもそれぞれにわがままな細かい注文がつくので、サーブする人の仕事は多いのですが。
さすが日本人の団体、幹事があらかじめメニューを聞き、とりまとめてから伝えるという手際のよさ。しかも、みんな大体右に倣え方式だしね。
日本人の観光客が世界で歓迎されるはずだわ。
前菜にフライドシーフードを。フライドカラマリとかそういうものを。
見るからに脂っこそうです。これからお肉食べるのにね。
で、ここのお店のイチオシメニューのプライムリブをカリフォルニアワインとともに。ま、お祝いだからね。
フレンチだとあまりにも高いので、ここはカリフォルニアでガマンしたとのことですが、それでもレストランで頼むと相当なお値段だったみたいです。
プライムリブの分厚いローストビーフって、日本ではあまり食べないのですが、アメリカンキュイジーヌのごちそうの定番です。とにかくでっかい、分厚い。(紙のように薄い冷製のローストビーフと思ってはいけません。)
まるで、カツオのたたきのように、外側だけを炙った感じ。血のしたたる「ピンク色のお肉」をグレイビーソースとホースラディッシュでいただきます。
メリケン人が肉食人種である、というのは、やっぱりプライムリブを見ると実感しますね。
実は配偶者はわりとこのローストビーフが苦手で、ウェルダンの普通のステーキのほうがよかったよんと悲しがっていました。←なんて、もったいないヤツ。
普段から血のしたたるお肉は苦手だもんね。
大人数で、しかも高いワインを何本もとって、一人当たりチップも含めて85ドル(約9000円くらい)のビッグディナーだったそうです。もうサーブする人はニコニコ。そうだろうなあ、年一回あるかないかのボーナスでしょう。
(アメリカの給仕さんは基本給は非常に少なく、チップで生活してます。)
そのせいか、デザートのアイスクリームは店のほうでディスカウントしてくれたそうです。そうでもないと、デザートなんてみんな食べないし。
一方、ホテルの部屋でたれぱんだとお留守番の私。もう、なにも食べる元気もなく、ベットにいたのですが、帰りに配偶者が下のバーでハンバーガーをテイクアウトしてきてくれました。
(ドギーバックで、なにか持って帰ってきて、とは頼んでいたんですが、持ち帰りできそうなものはなかったそうで。)
食欲ないななどといいつつ、大きなハンバーガーを完食しちゃいました。あまりに美味しかったんで。ダイエットを考えろよ、とツッコミたくなりますが。
風邪は大事に至らず、ここから元気になったので、しっかり食べるというのも実は大事かも。少なくとも、環境の厳しい「アメリカ」を生き抜く体力を持つためには。
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