なかなか地味なお料理の話しが続いていますが、ロシアの食べ物がすべてこんな感じというわけではありません。
はっきり言って、アメリカよりずっと豊かで健康的な食生活を営んでいるように思えました。
ただ、ロシアの食べ物って、わりと絵にならないというか。盛りつけなんかもぞんざいというか。
そういったロシアの普通の食事に近かったと思えるのが会議で毎日出たビジネスランチでした。日本の定食みたいな感じで概ね日本人には好評でした。
会議に出席したのは配偶者ですが、私も同伴者登録しているので、会議も聴講できるし、ビジネスランチも食べられます。(この同伴者登録料もロシアはお高い。)
しかし、ロシア語できないとなかなか大変なこちらなので、昼食が保証されているのは便利でした。
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で、うちのたれぱんだも会議に参加(?)
会議の間、私は会議主催の同伴者ツアーに参加していました。
さて、会議用のビジネスランチ。初日は、ソビエト名物(?)の大行列ができていて、1時間くらい待たされました。もっとも混乱は初日だけだったみたいですが。
パターンは大体毎日同じ。スープとサラダと黒パンに、付け合わせのついたメイン料理です。
いろんな野菜とオリーブとフェタチーズとを混ぜたサラダです。
野菜がアメリカと同様大味です。
長時間並んだので、ボルシチは冷めてはいましたが…。それでも美味しい!
ビーツ(赤カブ)がたくさん入っていて、滋養満点です。
さっぱりとしているけれど、滋味豊かといった感じ。ボルシチはもともとウクライナの料理だそうですが、モスクワでもいたるところで食べることができました。
アメリカなんかのスープと違って、あまりとろみがついていないので、スープ食べただけでお腹いっぱい、なんてことはありません。
この日のメインは羊肉のプルーンソース。ハトムギかなにかが付け合わせでした。
味が大体薄めで、私にはぴったり。
付け合わせまでしっかり食べていたら配偶者から目を丸くされましたが、4時間休憩なしのハードなツアーの後はお腹すいているのです。
これに黒パンが添えられています。中がしっとりした黒パンは比較的酸味がまろやかで、食べやすいです。
こういった感じで毎日、お昼ご飯はビジネスランチ。
初日のボルシチは別格としても、毎日出てくるスープはみんな美味しかったです。
くず野菜を鍋に放り込んだといった感じのスープなんだけど(笑)
スジ肉なんかも入っていましたが、特有の臭みもなくてほろほろと柔らかく煮込まれていました。
うーん、こういったスープは健康にもよさそうで真似をしたいなぁ。
ビジネスランチには、ペットボトルの水が一本ついていて、持ち出すこともできてなかなか便利でした。
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