手持ちのガイドブックには掲載されていませんが、ツァーリスモの国立美術館はロシアでは有名な観光地のよう。
国立の美術館があるとちょっと期待したんですが、残念ながら美術館の中には入れませんでした。
うーん、残念。
こちらがインビテーションカード。地下鉄で行けますと書いてありますが、とてもとても不案内な外国人が行き着けるような場所ではありませんでした。
ゲートを通って、公園内にはいります。もともとはエカテリーナ女帝の離宮、ということで、広大な敷地。
遠くに見える離宮まで歩き…。ドレスアップして高い靴を履いていたのですが、この広い敷地内を歩かされるとは誤算でした。やっぱロシアは体力いるわ。
広大な敷地を利用して、大きな公園になっています。大きな池があって、家族連れが一杯いました。
季節柄、カップルもいっぱい。
公園内には大噴水があって、つかの間の涼をとりに観光客がたくさん訪れていました。
夏のモスクワは晴れると案外蒸し暑いのです。
ま、日本に帰れば、それを蒸し暑いとは言わないような気もするけど。
外見はネオゴシック形式の華やかな建物。内部は寄せ木づくりと、凝っています。
階段、4階あがって、バンケット会場のカザコフスキーホールへ。
途中、送迎のバスが交通事故による渋滞に巻き込まれたので、すでにバンケットは始まっていました。
なんと一時間遅れ。もう、他のみんなはオードブルもおわりかげです。
でもって、余興すらはじまっていました。
最初はクラシックではじまり、テナーの独唱などがあってましたが、だんだんロシア民謡に。
慌てるようにオードブルが始まります。
ロシア料理が出てくるのかな、と思っていましたが、配偶者から多分イタリアンかフレンチだろうと言われました。
日本でバンケットをやるときも、和食ではなく洋食なのだそう。
季節のベリー類を飾ったサラダに、魚のテリーヌなど、オードブルが運ばれてきます。お酒はワイン、といってもグルジアワインではなくイタリアワインでした。
イタリア料理といいつつ、ロシア風の魚の切り身のスープがでてきました。
鮭やたらなど魚の切り身がいっぱい入って、魚の出汁がよくでている日本人好みの一品。ちょっとスープが温めなのが残念でしたが、それでも美味しかったです。
スープの時にいっしょに食べるのが、このピロシキ。
日本でピロシキというと、揚げパンがでてきますが、本場のピロシキは揚げパンではなくオーブンで焼いたもの。
中に挽肉がぎっしりとはいっています。わりと小粒ですが、調子にのって食べ過ぎるとお腹一杯になっちゃうので、自重、自重。
ワインは写真に載っていませんが、少しでも開けると、すぐに注いでくれるわんこ形式(笑)
飲み過ぎちゃうなぁ。
ということで、メインの後編に続きます。
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