忍者ブログ

酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

RSS TWITTER RssTwitter

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ウクライナ料理のレストラン 店名不詳(モスクワ)

お待たせしました(?)
やっとモスクワをたつその前の日に、念願(?)のちゃんとしたロシア料理のお店に行くことができました。
まー、せっかくロシアまできて、食べたのが会場のビジネスランチというのはあまりにも悲しいですから。

ロシア料理

噂によると会議場の近くに美味しいロシア(ウクライナ)料理のお店があるというのです。みんな美味しい食べ物には飢えていたんでしょうね。
会議場にもほど近いために、このレストランは会議参加者で貸し切りのようになってました。

*写真、看板が出ていますが、キリル文字(ロシアのアルファベット)と英文字とが混じっていて、店名がよくわかりません。
キリル文字はRはないはずなんだけどなぁ。

にほんブログ村 料理ブログ おつまみへ にほんブログ村 グルメブログ ランチへ にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

クチコミblogランキング TREview



拍手[0回]

実は、このお店、正確にいうとロシア料理ではなくウクライナ料理のお店でした。
ウクライナ風の民家を模して、ウェイトレスさんもウクライナの民族衣装を着ています。

ロシア料理のお店

花で飾られた外観。質実剛健のロシアらしからぬ(失礼)メルヘンな感じ。なんか観光客向けかしらん、とちょっとだけ不安を持って入りました。

ロシア料理の店内

内部もトコロ狭しとウクライナの写真や織物、民芸品などで飾られています。
素朴なカーペットは手織りなのでしょう。

ロシア料理の店内2

天井近くには、ロシア正教のイコン(聖人像)まで飾られています。

ロシア料理のお皿

案内されたテーブルはとても狭く、これまた民芸調のクロスや陶器がトータルコーディネートされてます。面白い。
これて民族固有の柄なのかな。

そうやって店の中をきょろきょろしているうちにも、会議参加者がどんどんやってきています。今日は貸し切りじゃないかという勢い。

黒パン

英語のメニューはありますが、ウェイトレスさんはロシア語しかわかりません。英語しか喋らない連中がどかどかと来て、とまどっている様子。

英語メニューはあっても内容の類推がしにくいので、適当に頼みます。まあ、なにがでて来ても、それも旅の面白さだし。

で、赤ワインといっしょにまずはパンが運ばれてきました。何種類ものパンがはいったアソートです。

とにかく、このパンが旨い!特に真っ黒な色をした黒パンが旨い。黒パンといえぱさぱさしているものという常識を覆され、目からうろこがぽろぽろと。
この黒パンだけはバターもなにもつける必要がありません。これだけで完成された味です。しっとりとしてもちもちして。黒パン独特のコクと塩味。
ワインがくいくいとすすみます。

もともと黒パンは好きだったんですが、これを食べたら他の黒パンは顔色なしです。

パンとバター

白いほうのバンには、パプリカなどが入ったかわりバターをつけます。
このバターがまた美味しくてねー。もー、パンがどんどん減っちゃいます。
パンばかり食べているとメインが入らなくなっちゃうんだけどね。

といいつつ、ワインといっしょにパンまでおかわりしちゃった。

ボルシチ

そうこうするうちにウクライナ名物ボルシチがやってきました。ここのボルシチはベジタリアンボルシチと書いてあり、野菜しか入っていません。
野菜しか入ってないはずなのに、このコクはどうでしょう。特にサワークリームをいれるとさらにそのコクが強調されます。

身体がよろこぶおいしさというか。冬に食べれば、さらに身体が温もってうれしいかもしれません。

「大」をとったので1つしかとらなかったのですが、これは後悔しました。ロシアではスープはひとり一人前とるべきなのです。

配偶者とふたりして、ボルシチの大ファンになって帰ってきました。

お姉さん

民族衣装のすてきなウェイトレスさんに、カメラを向け、写真とってもいいですかと尋ねると、にっこりほほえんでくれました。美人ですね。
ロシアの人はだいたい愛想がよくないのですが、カメラを向けると笑顔を見せてくれるのです。
ロシア語は響きがきついのでみんな怒っているように聞こえますが、本当は人なつっこいのかもしれません。

子牛のクリーム煮

子牛料理が美味しかったというのも口コミ情報。
子牛(ヴィール)のクリーム煮をたのんでみました。こちらも、クリームのまろやかさがヴィールの柔らかい肉にマッチして美味しいです。

お肉が美味しいロシアでは、肉料理はちゃんと部位別になっているようでした。

ジャガイモ

こちらはジャガイモの上にチーズをのせて焼いたものです。ホントは副菜なのかも。
ちょっと注文の仕方は少なかったのですが、パンをおかわりしちゃったのでお腹いっぱいに。

客引きの兄さん

最後に、やっぱり民族衣装を着た客引きのお兄さんにも写真を撮り、大満足でお店を後にしました。なかなか出会うのに苦労しましたが、期待通りロシアの食べ物は美味しいです。

モスクワ最後の夜です。次の日の夜には、寝台列車でサンクトペテルブルグに向かうのでレストランでの夕食は無理。この日の晩に行けたのは幸いでした。
PR
Comment
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
無題
民族衣装のおねいさんステキー♪
ボルシチもパプリカ入りのバターも魅力的♪
ロシアすてきじゃないですかー(見直し
**********
↓>本場のピロシキは揚げパンではなくオーブンで焼いたもの。
…って初めて知りましたよー
なんかお皿の奥のほうのは、カニパンみたいダネ♪


おうえん!
みぃや URL 2008/07/31(Thu)11:42:41 編集
無題
やはり本場の味はいいですね~
民族衣装もすてきです。
とまと URL 2008/07/31(Thu)17:13:17 編集
黒パン!
ホントに真っ黒!!いやチョコレート色?
あ~~食べてみたい♪♪♪
バターも魅力的☆できっと私もパンだけでお腹いっぱいになっちゃうかも~!!
ボルシチやピロシキはなんちゃってでも日本でもそれなりに味わえますが、本場の肉料理ってのも魅力的☆☆☆
あやのすけ 2008/07/31(Thu)21:21:02 編集
無題
旨そう!素敵!かわいらしい!
やっぱり語学とかよりまずは「コミュニケーション」よね~。
私も頑張ろうっと!
takoing URL 2008/08/01(Fri)10:56:25 編集
無題
お店の名前はウクライナ語で
корчма Тарас Бульба
日本語だと「タラス・ブリバの宿」といったところでしょうか。

真っ黒いパンはborodinskyですね。ライ麦100%で私も大好きでした。
ebi 2008/10/17(Fri)23:49:24 編集
Re:無題
>お店の名前はウクライナ語で
>корчма Тарас Бульба
>日本語だと「タラス・ブリバの宿」といったところでしょうか。
>

ありがとうございます!
タラス・プリパって読むのですね。
ホントにウクライナ語はもちろんロシア語もまったくわからず右往左往しました。
2008/10/20 21:45
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Clear