でも、この旭屋、まじに隠れ家なんです。iPhoneに表示させた地図を片手に探し回ったのですが、全然わからない。最終的にお店に電話して、場所教えてもらいました。でも、その際に予約できたので、これはこれで丁度よかったかもしれない。
いわゆる古民家をリノベーションしたお店で。和風の戸棚なんかを、グラスの置き場にしたりと、工夫したインテリアです。スタッフの方は見たところ女性が多く、とても過ごしやすい雰囲気。
好きだなぁ、こういうお店。
大きなワインセラーは本格派の証拠。つまりはワインのことをよくわかっていて、きちっとした温度で保存しているって事ですね。
そして、美味しいと感じられる温度で提供してくれる。
赤ワインだからといって、ただ室温で提供するには、日本の気候は暖かすぎる。ワインセラーは必需品なのです。
3杯のワインでのおためしといった感じのセットがあったのでお願いしてみました。まずは軽やかなスパークリングワインから。
この旅行までほとんどお酒を飲んでおらず、ワインは本当に久しぶり。ああ、よかったなぁ。やっと飲めるようになった。と、ちょっとだけ回復に乾杯。
お通しはピクルスですね。彩りも楽しく。白ワインにたいへんよくあうお味。
メニューに、「ラクレット」とありました。名前だけは知っていたけれど、食べたことがなかったので興味を惹かれました。要するにチーズを溶かしたものを、パンや茹でたジャガイモに載せて食べるというお料理。専用の機械でチーズを溶かします。
ちょいっと誤算だったのは、このお店ではフランスパンだけだったこと。仕方ないのでチーズだけを食べました。美味しかったしワインにはよくあったけど。パンが食べられるようになってから再挑戦したいです。
サラダはシザースサラダ。うんうん。しゃっきりと美味しいです。
白アスパラのホワイトソース。これまたワインにあう料理ですね。あっさりめのホワイトソースで、さっぱり風味。
で、ワインを赤にチェンジしました。ブルゴーニュっすね。グラスワインで飲むにはなかなかの布陣。この赤ワインは旨かったなあ。
せっかくチーズがウリのお店なので、チーズの盛り合わせもお願いしてみました。クセのあるチーズ大好きっこには、ウォッシュタイプやブルーなどもあって、すごく嬉しい。いや、ワインがすすむすすむ。
そして、最後はメインに甘鯛のソテーをいただきました。やわらかい身とさくっと仕上げた皮。旨みの濃いソースとのハーモニーが素晴らしい逸品でした。
どんたれさんは鴨かな。こちらも美味しそうです。
久しぶりのワイン、久しぶりのご馳走。そして楽しいおしゃべり。うーん、美味い酒を飲んだ!って感じでした。
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