酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter：http://twitter.com/ariahisaeda

東北旅行記、最終目的地、遠野編へと、大詰めです。

宮沢賢治の花巻を離れ、今度は柳田國男の遠野へ。東北旅行は文学作品と縁があります。私が辿ったこの道筋、自分勝手に、東北ファンタジー街道と呼んでおります。日本のファンタジーの源流とも言うべき場所の数々です。



岩手県の内陸にあって、3つの山々に囲まれた遠野は、昔話で有名な場所です。（その昔話を蝟集したのが「遠野物語」です。）

　　

　
　

[5回]

遠野に行くには、釜石線というローカル線で行きます。新幹線とは乗り場が違う（建物も別）のでご注意。
新幹線の無味乾燥なホームと違って、ワンマン列車が行くローカル線の小さな駅は風情があっていいですね。

列車が来るまでの時間を、ストーブの入った待合室で待つことができるのもgood.
（というか、冬はマジに寒いので、そういった待合室がないと大変かもしれませんね。）



車窓の風景がとてもいいです。のんびり。
これがローカル線の旅の醍醐味ですね。



で。遠野に到着しました。
なお、遠野の駅にはフォルクローロ遠野というJR東日本がやっているホテルが併設されています。行ってみたかったけど、シングル対応なしでした。残念。



今年は遠野物語の百周年なんですね。
遠野物語は、文語体ですが、それほど難しくありません。がんばって読む甲斐はあります。





今回、滞在したのはあえりあ遠野というビジネスホテルです。ビジネスということで大きな期待はしてなかったのですが、新築したばかりのようで立派な建物でした。
それにかなり大きいしね。



環境としてはシティホテル並。大浴場もあって、旅館的テイストもあり。と、ひとりで泊まるのが惜しくなるような宿でした。



お部屋のインテリアもなかなか。そういえばここも幅広めのベットでした。新しいホテルって快適です。



上のほうの階だったので、外の景色もきれいに見えました。遠くに見えた山は早池峰山かどうかはわかりません。でも、本当にいい景色だ。



あえりあ遠野