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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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兵どもが夢の跡 無量光院跡・伽羅御所跡(平泉)

再び、巡回バスに乗って、今度は無量光院跡で降りました。

無量光院跡

その前の高舘義経堂に行けばよかったんですが、ちょっと無量光院跡のほうに魅力を感じたので。両方ともに行けばよかったんですよね。後で後悔しました。

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岩手県西磐井郡平泉町


無量光院跡




無量光院跡







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無量光院跡2

無量光院は、三代目藤原秀衡が建立した建物で、宇治の平等院を模してつくられた寝殿造りの美しい建物だったとか。新御堂(にいみどう)と呼ばれ、平等院よりもさらに規模が大きかったそうです。

しかし、現在に乗るのは土石や礎石、そして池の跡。そして無人の野を渡る風だけ。

無量光院跡3

天気が悪かったので、望むべくもありませんが、ここから金鶏山に沈む夕陽が見られたとか。どこまでも、西方浄土を意識した建物だったようです。

そこを歩く物好きな観光客もほとんど見かけません。

かやの御所跡

無量光院跡から、徒歩で5分ほど、伽羅之御所(きゃらのごしょ)跡にも行ってみました。「吾妻鏡」にその名称が残る秀衡の邸宅跡のようです。

かやの御所跡2

こちらはその跡すら定かではなく、一般の方の畑のようでした。芭蕉がここを訪れた時にはすでに、同じことで、「秀衡が跡は田畑となりて」と嘆いたと奥の細道にあります。

鉄道

平泉は、悲しいことに、あまりにも目に見えるカタチで残っているものが少ないです。
あらかじめ、義経や奥州藤原氏についての知識を仕込んでいかないと、そこに当時を幻視(み)ることは難しいと思います。



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私は好き!
残った建物当時をしのぶのもよいですが、
無から往時に想いを馳せるってのも好きだな~。
しばしぼーっとしていたい!
あやのすけ 2010/02/09(Tue)12:43:38 編集
Re:私は好き!
あ、私ももちろん好きですよ。無量光院の何もない場所は大好きです。
でも、そのためにはあらかじめ資料読んでおかないと、とは思いました。
2010/02/10 15:41
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