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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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大津祭を知る 大津祭曳山展示館 (大津)

浜大津からJR大津駅の側のホテルまで戻る途中、目についた商店街を通ってみました。
そこの土地の生活や雰囲気を知るのに、商店街はとても便利です。でも地方の商店街は、近頃本当に元気がない。シャッター街になってしまっているところもあって、残念です。

大津の商店街は、活気のあるほうだと思います。大津ならではの見慣れぬ食べ物(主に、琵琶湖の魚を加工したものなど)も見られて、楽しいです。

大津祭展示館入り口2

商店街の一角には、大津祭曳山展示館があります。入館料無料、ご自由にお入り下さいの看板につられて、中に入ってみました。

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大津祭展示館入り口

大津祭は、湖国三大祭りのひとつ。京都祇園祭の風情を継承した祭だとのこと。 曳山はすべて江戸時代に制作された伝統あるものだそうです。

祭の街、博多から来ていますから、祭と聞くとなんとなく血潮が騒ぎますw博多の山笠も祇園に関連しているしね。

山車

入口には、曳山の原寸模型が飾られています。模型といってもちゃんとカラクリも再現してあります。また車軸は二百年前に動いたホンモノだとか。
優雅で華やか。そして歴史の重さを感じます。

見返り

山笠じゃないんだから、見返りとは言わないんでしょうが、背面は龍の織物です。西陣織りなんだろうなぁ。

からくり

この曳山は「西王母山」。注目すべきは、からくりです。祭のにぎやかな音楽とともに動きます。

からくり2

こちらは二階からからくりが動いている途中の図。桃が割れて桃太郎(?)の人形が、舞っています。楽しい〜。(多分、桃太郎じゃなくて、西王母も
でも、祭の夜には、こんなに近くに寄って見ることはできないかもしれないなぁ。

からくりの部屋の横には、祭の様子を上映している大スクリーンなどがあり、いつでも「祭」を体験できる施設となっています。山笠もこういうの作っちゃうべきかも。

詳しい解説

二階展示室には、13体の曳山それぞれの写真と詳細な説明が、パネル展示されていました。
それぞれに「能」や「古典」、「故事」に因んだ雅な名前がついています。「西行桜」なんて風流ですね。でも、別名「狸山」。
もともと大津の祭は鍛冶屋町の治兵衛さんが狸の面を被って踊ったところから始まったのだそうで、それを引き継いだのが、この「西行桜狸山」だそうです。

それが、西行と老桜の精とのやりとりというだけの典雅な能とどうやって結びついたのか…。

スケッチ

曳山のスケッチや模型などもあって、無料なのが申し訳ないほど、見所がありました。
なかなか大津の祭なんて行くことはできないので、こういう施設があるのは非常にいいです。
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