もちろん、本格的なディナーでワイングラスも赤白並んでます。椅子こそ、折り畳み式ですが、きちっと布のテーブルクロスで本格的。
テーブルセッティングもちゃんとした本格派。暗い博物館内をキャンドルライトがゆらめきます。
北欧らしさは、麻のナプキンがシンプルだけど素敵なこと。
小粋なナプキン留めは船のロープをシンボルとしている様子。
まずは前菜として出てきたのが、アスパラガス。グリーンとホワイトの中間くらいでしょうか、味付けはあっさりとオリーブオイルとマヨネーズソース。
これが超がつくくらい旨かったです。
クレソンやハムが添えられていて。さっぱりとしていて。
実のところ日本人はこの前菜とパンだけでも十分満足なんですけどねー。
とはいえ、ちゃんとメインもこなさなきゃいけないのが、こういったディナー。
珍しくメインはチキンでした。
スウェーデン料理の特徴として、今回もジャガイモがたっぷり。写真に撮っていませんが、ジャガイモの茹でたものがてんこ盛りなのはデフォルト。
チキンのシチューの中にもジャガイモや人参が入っているのに。
乳脂肪たっぷりのクリームのソースなので、見た目よりはるかにボリュームが高いです。
ただ、上に乗せられたハーブがさっぱりした香りで全体をひきしめていました。このハーブなにものだろう。
日本人にはゴボウにしかみえない果物を使ったデザートです。見た目はゴボウですが、味は酸味のあるリンゴそのもの。この果物、いったい何なのでしょう。
ううむ。世界には面白い果物があるものです。
下に敷かれたアングレーズソースが美味しい。美味しいけど、結構これもボリュームが(^^;;
やっぱ乳製品の「濃さ」が日本と違います。
ってことで、室温18℃がだんだんに効いてきて、コーヒーを飲む頃には寒くなってきました。
そして、午前零時の夕焼け(^^を見ながらホテルに戻りました。ええ、帰りはお約束のように道に迷いました。行きがけは迷わなかったのになぁ。
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