貴族の館を美術館にしたということですが、男性的なかっこいい建物です。
入口も重々しいドア。非力なワタシでは開けるのに一苦労しました。
これに北方民族博物館と名がつけば、きっとバイキングの博物館ね!兜の鎧や豪快な刀剣てんこもり(らぶっ)って期待して行ったのですが…。
えーと、がらんどう(?)の建物の中を愛嬌のある王様の像が出迎えてくれました。
スウェーデンを独立させたグスタフ・ヴァーサ王の巨像です。
かなり余裕のあるスペースの使い方で、真ん中の空間の取り方がえらく贅沢です。
思わず王様の像で終わりかと思いましたが、二階以降、真ん中の空間を取り囲むカタチで部屋がならび、スウェーデンの伝統的な玩具などの展示がありました。ただし、すべて16世紀以降の品々。
バイキング関係の資料はありませんでした。うーん、間違ったところに来ちゃったかな。
後は、スウェーデンの古い時代のフォークロアなどなど。今でこそ、先進的でかつ豊かな国となっていますが、かつてのスウェーデンは厳しい気候と貧しい土地柄、質素な暮らしをしていたそうです。
そういった時代から現代までのスウェーデンの生活やまじめな民族的資料がありました。
ちょっとこの織物って、ナウシカっぽいですね。宮崎駿は北欧が好きなのか。
またこのかっこいい建物がいかに建設されたかを模型で説明してありました。
でもって、私の期待したバイキングの資料はどこへ…。せっかくバイキングたれぱんだのデンちゃんを連れていったのに。すっかりあてがはずれてしまいました。
ということで、地図で調べて近場にある歴史博物館のほうへと行くことにしました。
バイキングを求めて。
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