ノーベル賞の祝賀会がある部屋は、ブルールームと呼ばれています。
もともとはブルーに塗られるはずだったものが、出来上がってみると外壁の煉瓦造りのままが美しいとなって、そのままにされたものの。名称だけは残ったんだそうです。
冬の厳しい国なので、外光を採り入れて、まるで外のような雰囲気を残しています。
このシティホールは別にノーベル賞のためだけに使われているわけではありません。
国の議事堂でもあるそうです。
なんでも、スウェーデンの議員さんは、女性が過半数を占めているんだとか。うらやましい限り。日本もせめて三分の一くらいに増えると違ってくるんじゃないかな。
ここの議事堂はバイキングの伝統的な家の天井と同じつくりだそうです。木を組み合わせて天井を高くしてあるのは、内部で火を燃やしていた名残だとか。
もちろん現在では必要ないけど。なかなかいいですよね。
壁にはストックホルムの古地図が飾ってありました。
そして最後にノーベルバンケットのある、黄金の間に。ビザンチンのような金色のモザイクで出来た豪奢な部屋です。
ま、ちょっと豪華すぎて、きんきらすぎて、目がちかちかしますけどね。
ここでワルツを踊るんでしょか?
普段でもここでバンケットが開かれているのでしょう。見学をした時は、その用意で人が忙しそうに立ち働いていました。
「よし、これで下見は終わった。」と配偶者は言ってましたが。本番はあるんでしょうかw
期待しておきましょう。ええ。
ノーベルディナーのテーブルセットも飾ってありました。なんとナプキンにはノーベルの肖像がのってます。
テーブルセットのデザインも素敵です。同じものがショップで売られていましたが、うーん、なかなか手の出しにくいお値段でした。
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