このコンサートホールの前、ヒョートリエット広場には、露天商が一日中店を広げていて、側を通ると「ヘイ ヘイ(こんにちは)」と声をかけてきます。
ほとんどが、外国からの出稼ぎみたいだけど。花や果物などがたくさん。スーパーで売っているものよりも新鮮そう。
お兄さんの元気な声についついチェリーを買っちゃいました。
適当に入れてもらったらなんかものすごい量を買わされてしまいました。
うきゃー。当日帰るのに。日本へは持って帰れません。
ただ、日本には持って帰れないけれど、飛行機までは持ち込み可能。検疫は日本への入国の際だけですから。
日本までの長い長いフライト時間に全部食べちゃいました。機内食は野菜が少ないので、気分転換によかったです。
コンサートホールの周辺は繁華街。百貨店をはじめとしていろんなお店が建ち並んでいます。ギャラリエもあるけど、ここら辺のほうがリーズナブルなお店が多そう。
ライオンの車止めがあちこちにあります。ライオンといってもなんだかほんわりとした愛嬌のある顔立ちですね。
なんだか数年前に車が突っ込んできて通行人に死傷者がでるという事件があったために、この車止めが作られたんだそうです。
例によって大して買い物はしなかったのですが、朝ご飯で食べて気に入っていたシル(にしんの酢漬け)の瓶詰めを買いました。
シンプルなものと、サワークリームにつけたもの。
シルはそのままだとちょっと味付けがくどいので、さらし玉葱といっしょに食べると美味しかったです。ホントはこれにジャガイモの茹でたものを加えます。
ま、糸島たまねぎを添えて、糸島ミーツスウェーデンということで。
安売りされていたチーズと、スウェーデンの固いパンも買ってみました。
なんだか煎餅みたいな外観ですが、塩味がきりっとして美味しいパンです。
ま、湿気の多い日本では長持ちしそうもなかったからちょっとだけしか買えませんでしたが。
とにかくチーズとの相性はぴったり。
酪農国デンマークの影響もあるのか、チーズは総じて安くて美味しかったです。
ま、ヨーロッパは大抵そうだけど。
これはウォッシュタイプかな。かなりクセがありますが私は大好き。
ということで、北欧スウェーデン、ストックホルムの旅行記を終わります。
ストックホルムは、アメリカ的な便利さとヨーロッパの優雅さを兼ね備えた、なかなか理想的な都市でした。コンビニエンスストアの数なんて、アメリカよりずっと多いです。
ちょうど一番よい季節だったこともあって、雨が降ると寒いことを除けば、なかなか快適でした。(たとえ外部の気温が低くても、建物の内部はかなり暖かく底冷えがしません。これは北の国に共通の特徴なのかも。)
逆にいえば、ヨーロッパ特有の重々しさがないのは、旅行者としては物足りなく思う人もいるかも。
食べ物も主流はアメリカンジャンクフードが大手を振っているし。
ただ、とにかく街の人々が親切でかつ賢い。
こちらの拙い英語でも、きちんと内容を理解し、気持ちがよい対応がかえってきます。これが一番、気に入ったところでした。ま、前回行ったのが無愛想の権化のロシアだったので、余計にそう感じたのかもしれませんけどね。(^^
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