ニューカッスルの特徴的な観光名所といえば、タイン川にかかった橋です。
なにしろ至近の距離に6本の橋が架かっています。交通量を考えると、隅田川の比ではないゴージャスさのような気がします。(Wikipediaには7本と書いてありますが、ガイドブックには6本。どちらが正しいのかわかりません。しかし我々が視認できたのは6本でした。)
まあ、古来から要衝であったために、ここの橋も重要な経済上、軍事上重要だったのでしょう。
[11回]
ホテルをでて、とにかく川の方向に行けば橋につきあたるよね、という安易な考えのもとに進むと、変なインスタレーション芸術みたいなのがありました。
スーパーのカートを組み合わせて作ってあるみたいです。
川に向かって階段があったので降りていきます。
野の花が咲き乱れていて、きれいです。でも手がはいっているんだろう
まるでイングリッシュガーデンのような階段です。
階段を降りきってしまうと、川のすぐ側。
白いアーチのミレニアムブリッジ Millennium Bridge 赤い玩具のようなスイングブリッジ Swing Bridge 大きくて緑色のアーチのタインブリッジ、手前の道路と鉄道が二階建てとなっているハイレベルブリッジ High Level Bridge
4本の橋が見えます。
反対方向を向くとクイーンエリザベス二世ブリッジ Queen Elizabeth II Bridge 、キングエドワードブリッジKing Edward Bridge の二本のようです。どっちがどっちかわからない。
一番手近にわたれそうだったスイングブリッジを渡ってみました。
自動車も歩行者も両方渡れる橋のようです。
橋の中央には、このスイングブリッジの歴史のパネルがありました。
この同じ場所に4度橋が架けられているそうで、その最初はなんとローマ時代にハドリアヌス率いるローマ軍団だったと書かれています。まあ、ここはローマ帝国の東北端、ハドリアヌスの壁もある場所ですから、橋も架けたかもしれません。
スイングブリッジの名の如く、船が通る時に回転分離される橋だそうです。
橋をわたるとHilton Newcastle Gateshead が見えてきました。かなりの高級ホテルで装備がよさそうです。
実はニューカッスルに滞在すると言うと、このホテルを勧められました。しかし経済的にはおりあわずw断念。
ま、せっかくだからお茶でも飲んでいこか、と。
結構歩いたので喉も渇いたしね。ちょっと休みたい。
ロビーには素敵なカフェテリアもあるし。
あれ?お茶をするはずが。ビールになってましたw
だってイギリスですもん。どこでもパブ形式でビールが飲めるんですもん。
いやー、ここのビールはかなり上手な注ぎ方をされています。泡がなめらかで美味しいわ。
そして目の前にはタインブリッジが。
多分、タインブリッジを最も美しく見ることができるロケーションのひとつでしょう。
橋を眺めながらのビール、乙でした。
で、最初タインブリッジは自動車でしか渡れないと思っていたのですが、橋をよく見ると歩行者が渡ってます。(ガイドブックには渡れないと書いてありましたが、間違いです。)
来た道を戻るより、せっかくならばタインブリッジを渡りたいではありませんか。
ぐぃっとビールを空けて再び散歩へGo。
タインブリッジまで歩いてたら、途中で見つけたコントラバス?のアートオブジェ。いたるところに変なオブジェがあって楽しいや。
ヒルトンホテルから見たとおりちゃんとした歩道がついてます。
これは歩かなくちゃ、ね。
うん、眺めも最高です。(高所恐怖症にはちょっとだけ怖いけど。)
人通りも少ないので、橋の真ん中でたれを取り出して記念撮影。
橋の街と「たれ」、なかなか珍しい構図ではありませんか。
橋の終わりのほうでは、ニューカッスルの市街が見えてきました。街をこの方向から眺めるのも面白かったです。
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