ニューカッスルの空港から、ホテルまでは、メトロで直行です。
今回、鉄道での移動が多いので、なるべくホテルは駅近くにとることになりました。
まあ、ただでさえ、大きな荷物を抱えての鉄道での移動は大変なのですが、気候の変わりやすいヨーロッパでそうそう荷物減らせるわけじゃないしね。
こちらが、ニューカッスルセントラルステーション。ヨーロッパの都市の駅はどこもかっこいいですが、ここも素敵。
重要なインフラとしての鉄道の歴史の重みが違うなあ。
[4回]
これがエアポートのメトロ駅。メトロといいつつ、その行程のほとんどを地上を走ります。
意外と日差しがきつくて暑いです。
辿り着きましたニューカッスル。新しいお城という意味ですが、イギリスの「ニュー」はとにかく古いので。
オックスフォードに行ったとき、ニュービルディングと言われて泊まった場所は17世紀に建てられてました。まあ、13世紀に比べれば「ニュー」だわね。
ニューカッスルセントラルステーションで一番気に入ったのがこの、ホームをつなぐ架橋。
なんとなくアールヌーボー調ですね。階段を使わずにスロープとなっているのも、ありがたい
これがセントラルステーションの外側。
重厚な建物です。
この駅から徒歩二分。ロイヤルステーションホテルに滞在します。
荷物をうんしょと引っ張ってきてもまあ大丈夫な距離。
(今回、愛用のカートの車輪の調子が悪くて、苦労しました。なんとか転がることは転がったので、最後まで保ちましたが、いやー、これだけはちゃんと旅立つ前に確認すべきでした。)
ロイヤルステーションホテルの前方から。
ここも歴史を感じさせる重厚さです。この重さが大英帝国ーな感じ。
でっかいシャンデリアのある豪華な階段。
ここもちょっとアールヌーボーな植物的な装飾です。
濃紺のふかふか絨毯。(素敵だけど、カートが重いいいいいいいいい。絨毯のせいでろくに動きゃしねええええええ)
階段上から下のシャンデリアまでを見た別角度。フロックコートの紳士やロングドレスの淑女が相応しい趣かと。
さて外観非常にクラシックでヒストリカルですが、中はいたってシンプルというか、使いやすく改装されています。
こういうロビーだけが素敵なヒストリカルホテルでは何度も痛い目にあったので、今回一安心。水回りの改装もパーフェクトで、水の出も豊富。場所によっては永遠に一杯にならないぬるいバスタブとかありますからね。
よかったよかった…。
だったんですが、この居心地のよい部屋、ひとつだけ欠点がありました。
暑いーーーーー。
冬の厳しいイギリス北部ですから建物は冬を乗り切ることを旨として建ててあります。
当然のことですが、冷房などという気の利いたもんはありません。
とにかくイギリスも今年は暑いとのことで、最高気温が25℃くらいになります。
で、たまった熱を排出する機構がまったくないのです。室温は29℃くらいになります。
外部がどんなに涼しくても、この室温変わりません。もしかしたら暖房が自動的に入っていたのかも。
こ、これでは、(冷房かけた時の)焦熱地獄の福岡の自宅とかわんねーじゃん。
涼しい(さらには寒い)ことを予想して、持ってきた服はほとんど長袖。来がけに着てきた半袖のTシャツだけが頼りというw
(念のためにともう一枚入れてたTシャツを見つけた時は小躍りしました。洗濯ができるー!)
ま、旅とはいろんなことがあるもんです。
PR