国の重要文化財の貴賓館は重要文化財の洋館です。淡いグリーンとグレーの外観はとても瀟洒でクラシック。ビル街の中のオアシス。ヨーロッパ的な装飾過多の建物もいいですが、こういった和のすっきりとした雰囲気とのハイブリッドの洋館も大好きです。
撮影したのが夕方のため、光の当たり具合が悪い写真になってます。実物はもっと素敵です。
その貴賓館のサイドに、カフェの椅子が並び白い傘が並んでることを発見。欧羅巴とでも書きたい雰囲気じゃないですか。
満開のつつじの花がとても素敵なオーナメントになっています。
ふむふむ。いつの間にやら、この横の部分が、カフェ・レストランになっているようです。夜には、バーになっているみたいで。
確かに場所もいいし、貴賓館だけでは、観光資源としても弱いので、こういった利用は悪くないですね。
JACQUES MONOD (ジャックス・モノー)って生物生理学者じゃなくて、「愛の賛歌」の音楽家のほうだろうな。
店内は貴賓館の一部を利用しているようで、アールヌーヴォー調の壁紙が素敵です。
少人数でぼーっとするにはとてもいい空間ですね。
椅子もどこかクラシックで不揃いなのが、かえって面白い。
うやうやしく、まるで古い書籍のような箱が運ばれてきました。
なんだろうと見ると、中にメニューが入っていました。なるほどねえ。
建物の大正浪漫の雰囲気を壊さないように、という配慮。シャレています。
メニューを見るとガレットのランチがとても美味しそうでしたが、もちろん時間が違うので、デザートとコーヒーのセットにしました。
デザートは店内のガラスケースから選びます。
コーヒーにちゃんと陶器に入ったミルクが添えられているのも高得点。
重たいケーキはパスな気分だったので、ブラマンジェにしました。カップに入れられたブラマンジェは上の部分がフルーツゼリーになっていて、とても綺麗。
お味のほうは、デザートに関してはあまり特徴的なことはなかったのですが、とにかく雰囲気が最高ということで。
これは、機会があれば、昼のランチや夜のバー・タイムに来てみたいなぁ、と思わせるお店でした。アクセスしやすい場所にあるしね。
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