阿修羅展が人が多くてすんごいことになっているのは噂で聞いてはいたのですが、九州国立博物館の常設展くらいは入れるかもなどと思っていました。
甘い、甘い。
なんと、阿修羅展は4時間待ち。信じられない。入口はひとひとひとで溢れていて、とんでもないことになってます。門のところですでに人が並んでいるので、常設展も入れそうにありません。
さっさと九博に入ることは諦めました。
まー、人が並んでいるのを見るだけでもげっそりしてしまったので。(私は本当に人混みが苦手なのです。)
ちょいと一休み。梅が枝餅を食べにいきました。
太宰府に行ったらこれは欠かせないよね。
実は昔私は短い間太宰府に住んでいたことがあって。参道は遊び場でした。といっても、今のように整備されていなかったけどね。
でもって、おすすめの光明禅寺へもご案内。
参道は人が多いですが、一歩入れば別世界の光明禅寺(苔寺)
しっかしなんとも涼しい。日本の昔の家屋というものが、いかに工夫されているかを実感します。
で、お昼を食べようとしたら、大体の場所が満杯。
うーん。阿修羅展が終わらないと太宰府の街は落ち着きを取り戻せないかもしれないですね。この不況の時代に、これだけの盛況ぶりはいいことだとは思うけれど。
でもって、飛び梅うどんをいただきました。稲庭うどんにおろし大根に梅干しといったさっぱりした取り合わせ。夜に寿司屋に行くことになっているので、丁度いい。
ところで、天神様の
「飛梅伝説」「飛梅伝説」の話しをしたら、ビジュアルが変だって大受けでした。梅の木がはるばる京都から一本飛んでくるわけだから、確かに考えたらそうかも。でも、まあ、菅原道真にはこの伝説はつきものです。
「東風(こち)ふかば、匂ひ起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
最後まで、遠い京に残した梅の木に、自分がいなくなっても咲いてくれと願ったひとの思いに呼応して、梅の木の精が舞い降りる。そして、静かに一本の梅の木に変容する…。なんぞという風流なビジュアルに変換してくれたまへ(笑)(梅の木の精の容姿は、「ヒカルの碁」の佐為か、夢の碑@木原敏江でよろしく。)
変な方向に脱線しましたが、ここのお蕎麦も美味しいです。(友人が注文したものを一口味見させてもらいました。)細くて。しっかりとしたコシがあって。
や、このお店、なかなかいいですね。駅に近いので、ちょっと敬遠していたんだけど。杞憂でした。
博物館の帰りなんかにあっさりとしたものが食べたいときにリピート決定です。
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