酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter：http://twitter.com/ariahisaeda

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お盆休みに、日田の温泉旅籠「かやうさぎ」に行ってきました。この旅行の模様別のブログにもこちらとこちらにも書いています。

では、かやうさぎでのお食事の話を。前回は、冬場なので鍋メインでボリュームもたっぷりでしたが、今回は夏。どんな工夫が見られるでしょう。



今回のお食事処は、掘りごたつスタイルで、腰掛けることができるから、大変楽でした。川のせせらぎも、とてもイイ感じ。



おなじみの手書きのメニューです。品数多いなあ。



食前酒はパインのワイン。手前の珍味は氷頭や、糸瓜や数の子を、桃酢で和えたものです。桃酢のさわやかな甘さと香りが絶品。
右上のガラスの小鉢はニシン茄子です。身欠きニシンと茄子を薄味に炊いたもの。冷たく冷やしてあるの涼やかなお味です。
左上の陶器の鉢は黒胡麻肝合え。貝類やインゲンを鮑の肝と黒胡麻とで和えてあります。茄子とは対照的にとてもコクのある感じ。

目と舌とを、楽しませてくれる前菜ばかり。味にもバランスがとれるようにと、気遣いが感じられます。涼やかな朴の葉の飾りは、記念にいただいてしまいました。夏って感じがいいですよね。



冷たい前菜が終わったあとで、暖かい鱚の碗物です。中身の味を壊さないように、薄いお出汁に、白身の鱚がとてもデリケートな旨味を添えています。



で、お刺身も相変わらずの美味しさ。山の中の宿なのにねえ。



お酒は、地元の焼酎　麹屋伝兵衛(こうじやでんべえ）にしました。41°というかなり強い酒です。一応、ロックにして一口。うーん、口の中をカッと熱いものが流れる感じが刺激的でなかなか。
しかも、すっきりとした味わいで、クィクィいけそうなので、水で希釈して飲むことにしました。あぶないあぶない（笑）。

ここまでで、前菜の終了です。さてさて、メインはこれから。前回はボリュームたっぷりの鍋（過去ログ１　過去ログ２）で楽しませていただきましたが、今回は盛夏。さてどんな趣向でしょう。続きます。


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