春吉の奥まった場所にあるんで、いつもたどり着くのに苦労する山下ワイン食堂。お世辞にも、風紀がよいとはいえない場所まで通ってしまって、申し訳なかったです。
でも、美味しいお店だという自信だけはあるので。(^^その価値はあるしね。
店内もほどよく程度なお客さんの入り。4人用の席を作ってもらいゆっくりできました。
私よりずっとワインに詳しい
どんたれさんにワインを選んでいただきました。ラ・パッション [2008] La Passion
というフランスワインです。
グルナッシュという品種の華やかさがよくでたいい感じのワイン。お値段がリーズナブルなのもいいですね。
ま、4人いるんで1本空けるのは、軽いでしょう。
おつまみとして、まずはレバーペーストを。コレ、ワインがすすむんですよね。残念ながら添えられたガーリックトーストは堅すぎて食べられないけど。
スプーンに少量すくって、赤ワインといただくとこれもまたマリアージュ。
いっとうおすすめのラタトィユ。友人たちにも大好評でした。これ。
野菜の旨みを発揮しつつ、トマトの酸味が抑えられていて、まろやか。いつ食べても美味しい。
今回大発見のブルーチーズのオムレツ。これ、美味しかったなぁ。
とろっとろのオムレツに、ちょいとくせのある柔らかなブルーチーズ。
写真の演出が大胆なのは、もちろん、友人たちが手伝ってくれたからです。
大感謝。
鴨のサラダもgood。鴨のくんせいも美味しかったけど、野菜がしゃきしゃきと新鮮。
細かいところまで手を抜いてないなあ。
自家製の羊のソーセージもすっごい美味しかったです。肉汁たっぷりで。羊の臭みもきれいに消してある。
羊肉大好きな私にはすっごい嬉しい。赤ワインにはぴったりの組み合わせですね。
ってことで、軽く一杯といいつつ、結構食べてます。私たち。
で、メインディッシュというか、クライマックスというか。牛ほほ肉の赤ワイン煮込みです。
こういったワインバーでの定番ではありますが、さすが、山下ワイン食道。こちらの味もただものではありません。蕩けるような肉、これまたしゃっきりとしたお野菜。
海外でワインを飲むことはあっても、こう居酒屋風に少しづつ美味しいものを食べるってコトができないから。
日本のワインバーっていいです。
そしてその味をいっしょに楽しみ、「美味しい」って言ってくれる友人たちといっしょにグラスを傾けるのは至福の時間。
最後はデザートワインで〆。飲み過ぎたかな、と思ったので自分で注文するのはやめましたが、一口味見させてもらいました。
やっぱ、いいですね。デザートを食べるくらいなら、デザートワインがいいな。
馥郁たる香り、わずかな酸味、何故か決して舌に残ることのない甘み。官能の味のワインです。
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