九段下の駅から、千鳥ヶ淵を見ながら徒歩で10分くらい。
ここらへんは都心のど真ん中ですが、結構静かな環境です。いいところだなぁ。武道館とか、靖国神社なんかも、見えます。
日本画の美術館ですが近代的なビルの1階にあります。
でも、この場所からもうすぐ渋谷のほうに移転してしまうとか。カフェも備えた新しい美術館に生まれ変わるそうで、そちらのほうも楽しみです。
桜の季節ということで、企画展は「桜さくらサクラ」。桜を主題にした日本画を中心とのこと。
これはこれで夜桜の絵など風情があって素晴らしいのですが…。
はて、お目当ての「炎舞」は?
なんでも、日本画は傷みやすいので、常設展としてではなく企画展として限定された時期のみに展示しているのだとか。
うわーん。福岡からわざわざ足を運んだのに〜(T^T。
こんなにも見たかった
炎舞。
リンク先を見ていただければ、おわかりのように、炎に舞う蛾の絵です。
光に惹かれ、紅蓮に巻かれる蛾たち…。物語の一節のような深い絵です。
近代の日本画にあまり興味がなかったのですが、この一枚を目にした時はちょっとした衝撃でした。是非、本物が見たいものです。
次こそ、きちっと調べて、速水御舟のコレクションが公開されるときに、足を運びたいと思います。
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