神田のビル街、行けども行けどもなかなか藪蕎麦はありません。うーん。ところどころに標識型の看板がでているのになぁ。
で、ビルの谷間にやっとみつけた藪蕎麦のクラシックな看板。
まるで民家のようなつくりの藪蕎麦。伝統を感じるなぁ。江戸の情緒というよりは、大正浪漫という雰囲気。
日曜日の午後だけあって、お客さんが多いです。神田明神で、お宮参りをすませた家族など。ちょっとあらたまった席のグループまでいました。
やっぱ有名店だもんねえ。
となりでは粋に蕎麦で日本酒やっている学生さん?がいました。うーん、ナマイキな(笑)いやいや、そんなことを思いつつ。
らたんの椅子。大きな窓からは外の庭が見えています。
で、やっぱり、蕎麦です。せいろです。今日はシンプルこれでいきます。いや、日本酒には未練あっけど。その前の日にオフ会で飲んでいるし。自重だ。
コシはそんなに強くないのですが、つるつるとした上品な蕎麦です。流行りの感じの蕎麦専門店のキレはありませんが、この店はゆったりと江戸の情緒を楽しむ場所。そのためにはこういう蕎麦のほうが、あっているような気がします。
庭の椿もあでやかに。秋の爽やかな風が吹きすぎていきます。
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