上古には奴国として大陸や朝鮮半島との海洋の重要基点であった志賀島。
その付け根にある古社、志賀海神社。
4世紀の景行天皇がこの社に祈祷したという記録が残っているほどの古い神社です。
また、この神社は「君が代」の元歌かもしれないと言われる神楽を、祭の際奉納するので有名なお社です。

この日、日差しは暖かいものの、海からの風はとても冷たくて海岸べりを歩くと震えるほど。
しかし、神域の近くまで辿り着くと、こんもりとした森の木々に海風は遮られ、新緑の木漏れ日に日向のぬくもりを感じるのみ。不思議ですねえ。
そういった過ごしやすい場所を選んで神社ってのは建てられているのかもしれません。
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