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カフェ・ミュゼ★★★★☆ 4.3
ジョン・エヴァレット・ミレイ展を観に行くために、
北九州市立美術館のに行ってきました。
英国のヴィクトリア朝の画家ミレイ(ミレー)は、美しい「オフィーリア」の絵で有名です。
花に彩られた「薄倖の美女の死」を一目みるために、高速バスで1時間半。…ま、イギリスまで観に行くことを考えれば近いか。
感想はいつものにように、世界征服若手の会に書………フェニックスの旅行記が終わってないので終わり次第かきます(^^;;;;;;;
ついでに、洋食で有名な美術館内のカフェ・ミュゼでランチを食べてきました。
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北九州市立美術館には、学生の頃にいったきりで久しぶりです。
丘の上にある現代建築。なんとなく巨大ロボットみたい。そのまま、立ち上がってダイダロスアタックかましそうな。
福岡からは高速バスで1時間半くらいです料金は往復で2000円。七条というバス停で降りて、美術館からの無料シャトルバスに乗り換えます。
一応調べて行ったのですが、土地勘がまったくないので、ドキドキ。前に行った時は、車で連れていってもらったからなぁ。
ミレイ展は全体的には非常に端正な絵が多かったです。
ただ、やはり「
オフィーリア」は特別。
イギリスの美しい自然の中、花に彩られた悲劇の少女の死の瞬間。放心したかのようなその表情と殉教者のようなポーズ。物語を語る絵は、強い印象を与えます。
何度も何度も展示場をまわり、この絵ばかりを眺めていたから、警備の人に呆れられたかも。(この絵だけには警備員さんがついてました。)
さて、美しい絵を堪能した後、二階のカフェ・ミュゼへ。細い渡り廊下を行きます。
渡り廊下が寒々しいので、どんなところだろうと思って入ったら、二方に大きな窓があいて、明るい雰囲気でした。
地模様のはいったピンクのテーブルクロスがクラシックで素敵。
窓からは北九州の市内の風景が一望できます。(残念ながらこの写真は別の場所から撮影したもの。でも、ほぼこれに近い景色が見られます。
これは夜景も期待できそう。しかし、美術館にあわせて17時までみたいです。
アメリカみたいに、夜の美術館を貸し切りってパーティなんかを開けるとよさそうです。
メニューはランチョンマットのようにテーブルに備えられています。若戸大橋がモチーフ。
ランチのセットはすべて1000円以上。ちょっとだけお高いかな。
近くの「千草ホテル」の経営なので、ちょっとだけ高級志向。もっとも、「千草ホテル」は洋食が美味しいので有名なのだそうです。
メニューに大好物の鶏肉と海老のドリアがあったのでそれにしました。
まずはサラダから。なんでもないサラダですが、使っている野菜が新鮮で、ドレッシングも酸味がまろやかで美味しいです。
こういったランチの添え物のようなサラダに手を抜かないお店は、何を食べても美味しいものです。
熱々のドリアが運ばれてきました。猫舌の人の天敵です(笑)
私は、口の中をヤケドしてもこの熱々のドリアを食べるのが大好きで。後から口の中ベロベロになりますけど(^^;;;;
中味には大きく切られた海老や鶏肉がごろごろと。
昔ながらのスタイルの「洋食」という感じです。丁寧につくられたホワイトソースがとても濃厚で、牛乳のコクを感じます。
ホテルスタイルだなぁ。
コーヒーもちゃんとしたエスプレッソ。砂糖やミルクを入れても香りを壊すことのないヨーロピアンスタイルのコーヒーです。
うーん、これだけのクオリティだと1150円は決してお高いものではないのでは。
この北九州市立美術館は、映画「DEATH NOTE」のロケ地だそうです。そういえばラストのほうで、こういう近代建築でのシーンがあったような。
地下鉄が福岡市なのは知っていましたが、ここもロケをしていたんですね。
カフェ・ミュゼ [ 洋食 ] - Yahoo!グルメ
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