コインブラを離れ、またリスボンまで戻ってきました。
リスボンは結構な都会ですが、空の青さは変わりません。

再びリスボン駅へ。この近くのホテルに1泊して日本に帰国します。
[5回]

リスボン駅の建築はおしゃれですが、街路もモザイクみたいで素敵です。ただ残念なことに、この素敵なペイブメントにタバコの吸い殻がちらほら。これだけはいただけない。ポイ捨て、やめようね。

宿泊したのは行きと同じくホテルトリップオリエンテ。ここも近代的で使い勝手のよいホテルです。
ヨーロッパのホテルは水回りがあまりよくないことが多いのですが、ここは大丈夫でした。

しかも、駅からとても近い。便利。

ロビーにはポルトガルらしくアズレージョが飾ってあります。いたってシンプル、機能的。

リスボン駅の真ん前に大きななモールがあるのでとても便利です。
ガラス天井の近代的なモールで、ほとんどの買い物をすませることができます。
探すヒマはなかったけれど、多分よさげなレストランとかもありそうです。

印象的だったのはモールのガラス天井に水が流されていたこと。まあ、レーザー光線のようなポルトガルの太陽の下ですから。そうでもしないと温室化してとんでもないことになるでしょう。
(てゆーか、ポルトガルにガラス天井は無茶と思うけどなあ)
お陰様で中の冷房も効いて、大変快適でした。

モールの端まで歩くとオブジェが置いてある広場があって、観光客も地元の人も楽しめるという感じです。

で、このモールには大変大きなスーパーマーケットがありまして。
ここでポルトガルの物価の安さを痛感しました。
特にワインが安い。1本2ユーロ(その当時のレートだと200円ちょっと。)くらいのワインでも充分美味しいのです。特にヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワインという意味)という微発砲のワインがすっきりさっぱりでとっても旨い。
もちろん、果物も肉も野菜もチーズもみんな量があって新鮮で。食いしん坊には天国かも。
ああ、どこでもドアでポルトガルに週一ででかけたい!
写真は、そのスーパーマーケットで大量に積んであった、ポルトガル名物バカリャウ(干し鱈)です。
ひとつひとつがバカでかいのに、こんなに積んであるとは。みんな大量に買う様子です。
ホント、ソウルフードなんでしょうね。

この日はコインブラからの移動後観光したので、疲れ切って外にご飯食べに行くのもしんどい。
(この観光については、次の項で)

そこで近場の総菜屋さんでテイクアウトして、スーパーで買ってきたビールとともにポルトガル最後の晩餐としました。

部屋からはライトアップされたリスボン駅が見えました。