興福寺ではもちろん国宝、阿修羅王像とご対面。
丁度、法隆寺の百済観音を見たばかりですから、奈良の二大スターとの拝顔は、何度行っても溜息ものです。
昨年の時の
興福寺の感想はこちらに。
さて、美しいものを見た後は、今回の旅行のクライマックス。いや、最初から最後までクライマックスだったという噂もあるんですケドね。
「食菜坊 吉座 伝右衛門」に辿りついた時には、まだ夕方の開店前。開店と同時にまた来ますから、と予約をお願いすると、奧まった落ち着きのある一角に席をとってもらえました。
席につくと、それぞれに小量のおすましの入った小碗が配られます。
まずは生ビールで乾杯(^^
とりあえずいろいろと食べてみたいので、お試しコースも頼んでみました。コースの先付けです。
葱ぬた、胡麻豆腐、シメジの豆腐和え、といった感じ。ホントは日本酒が欲しいようなメニューですが、昨晩食べ過ぎているので、この時点では「オレ自重」モード。
でも、全然自重がうまくいかないのが私です。
銀杏の素揚げ。これは、ビールにぴったりのおつまみですね。翡翠のような緑色がとても美しいです。ああ、季節だなぁ。
珍しい鯨の皮の刺身です。私はこれまで食べたことがなかった珍味です。
鯨は、昔はいざ知らず、今となっては口にすることは稀になっちゃいましたね。
近江牛のお造りです。サシがはいった綺麗な和牛です。口の中で脂肪が溶けていくこの味。甘みすら感じるお肉です。
贅沢なおつまみを食べているうちに、コースに入っている石板焼きがきました。
地鶏にしろ、帆立にしろ、いやー。これまた素敵なお味です。
生でも大丈夫な新鮮な素材を使った石板焼きは、半生状態でもOK.。滋味豊かな深い味がそのまんま。
うーん、「オレ自重」から「オレ自嘲」に変化してきたぞ(笑)
ということで、この項はさらに続きます。一体どんだけ食べたんだか(^^;;;
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