オフ会最終日です。この日も先に戻る友人たちを見送りがてら大阪まで出ました。
大阪市立美術館のある天王寺公園へ。
ボストン美術館展をやっている大阪市立美術館が目的です。
天王寺をはじめとして、いろいろ見たい場所はあるのですが、今回は美術館のみで。
[3回]
園内には動物園もあるので、花でかたどられた動物像がおいてあります。これはシマウマかな。
多分遠足の幼稚園児がいっぱい。こんなところで遠足なんてしゃれているなあ。羨ましい。
園内から通天閣が見えるのが、大阪らしい。シンボルだものね。
大阪市立美術館です。
大阪市立美術館は住友家本邸のあった場所に昭和11年に建てられたもの。モダンで少しアールデコっぽい和洋折衷様式の洋館。なんでも、戦時に接収をうけて司令室として使用されたそうです。
さて、すでに地元の
九州国立博物館で見ているボストン美術館展ですが。あの蕭白の龍にもう一度会えるのならば2度展覧会に行くのも悪くありません。
また、九州展では見覚えのない絵などもいろいろとあるようです。
ううむ。やっぱり地方はビハインドがあるなぁ、。でも、まあ、蕭白がきただけありがたいと思わないとね。
九国ができる前はこういった展覧会も少なかった。
それにしても、この展覧会、絵巻のところで人が滞留してしまい、一番の見物であるはずの蕭白の龍はわりと人が少ないです。九州の時も思いましたが、なんでなんでしょね。
絵巻は確かに面白いし、価値的にも高いんだけど、後から図録で見てもいいかもなぁ。印刷との差が比較的少ないですし。
蕭白のとんでもない作品こそは間近で本物を見ることに価値があると思うけどなあ。印刷ではこぼれおちてしまう筆致の激しさ、照明に映える龍の質感、なによりもその大きさが生む圧倒的な迫力。
まあ、お陰様で絵巻をスキップして蕭白のコーナーで再びあの渾身の力作を楽しむことができました。
こちらは、ショップの前に設けられた龍のレプリカによる撮影コーナー
展覧会は撮影不可は仕方がないけれど、紹介するのもちょっと大変。
こういった工夫は大変ありがたいです。
撮影コーナーということもあって、たれを取り出し龍と共演。
でっかい爪に襲われているところね。撮影は奇妙愛博士にお願いしました。
美術館を出た後、側にあった日本庭園 慶沢園にも入ってみました。
こちらのお庭も住友家からの寄贈品だそうです。
池の周囲に巡る回遊式庭園はなんともフォトジェニック。
この日は、最高気温が30℃にもなんなんとする暑い日でした。
しかも急に暑くなったので身体に堪えます。
でも、日本庭園の中は涼やかな風が吹きますね。
池にはたくさん蓮が浮かんでいます。花が咲いたらさぞ見事でしょうね。
大都市大阪のど真ん中の庭園だけあって、借景は山ではなく高層ビル。
このコントラストが大変面白い。
周回するとなんだか道に迷って出られなくなる日本庭園でしたw
出口のところにいたかえるくんに化かされたかな。
そして、楽しいオフ会もあっという間に終わってしまいました。
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