貴船神社の清浄な雰囲気を楽しんだ後、大阪でお仕事をしている友人に会うために、今度は大阪にでてきました。
大阪はJR大阪駅の改装に伴い、「うめきた」(大阪駅北地区)の再開発に着手し、グランドフロント大阪が建設されました。
周りにもでっかい高層ビルが建ち並び、東京の八重洲もかくやという感じ。都会だわー。
そして、グランドフロント大阪はオープンしたばかりなので、人、人、人の混雑です
ここで全員合流して飲み会。昼間が優雅に貴船で日本料理だったので、夜はカジュアルに飲んじゃいましょうと。
[2回]
【ワールド・ワインバー グランフロント大阪店】
ワールド・ワインバー グランフロント大阪店 (ワインバー / 西梅田駅、大阪駅、梅田駅(阪神))
夜総合点★★★☆☆ 3.0
予定では同じ系列のビール博物館のほうに入るつもりでしたが、なんと入り口に長い長い行列。貴船まで行ってきた後なので、あの行列に列ぶのはしんどい。友人が昼間ずっと予約の電話をかけようとしてくださっていたのですが、この行列では予約なんて無理無理無理。電話にも全然でてもらえなかったそうです。
まあ、急に暑くなってるんで、ビールが恋しいよね。
勢い、目の前にあるワイン博物館(ワールド・ワインバー・グランドフロント大阪店)を選びました。こっちは行列なし。すぐに座れました。よく歩いて疲れているので、ちょっとありがたい。
でも、これだけの人出の差は多分、料理の単価なんかも違うことが響いているのかもしれません。
グランドフロント大阪は人出はすごいのにいまいち客単価がのびないとニュースにもなっているくらいですから、経済観念の発達した大阪の人には、やっぱ客単価って大事よねー、というお話。
なにはともあれすっきりとした白ワインで乾杯だ。
ワインといえば、とりあえずのおつまみはやっぱりチーズの盛り合わせだと思うのですが、残念ながらチーズは置いてないとのこと。こりゃ、痛いね。
仕方がないので生ハムを。これはなかなか美味しいハムでした。本物の生ハムらしく塩味の加減が絶妙。
今流行りのパーニャ・カウダがあったので、これも注文。割と白めのパーニャ・カウダで、アンチョビっぽさが少なめ。でもこれはこれで美味しい。野菜もぱりぱり食べられるしね。
鴨のロースト。添えられているバジルソースが旨いです。
サラダはズッキーニとほうれん草を主とした季節の野菜サラダ。
お値段高め、やや料理の量が少なめ、ですが、お味のほうはなかなかのお料理でした。でも、なんだろう。ワインという感じじゃなくて、やっぱりビールのお店なのかもしれないと思ってしまいました。ワインを提供するノウハウの蓄積がまだまだといった感じ。まあ、オープンしたばかりで、ばたばたしているせいもあるけど。
他にもいろいろお料理を取って赤ワインまで飲んだのですが、実は朝から貴船で写真を撮りすぎたらしくデジカメの電池切れ。しまったね。
うーん、新しいデジカメ FujiFilm X20 は電池保ちがかなり悪いので、換えの電池の携帯は必須のようです。
【カンテグランデ グランフロント大阪店】
カンテグランデ グランフロント大阪店 (カフェ / 西梅田駅、大阪駅、梅田駅(阪神))
夜総合点★★★★☆ 4.0
気をとりなおして、大阪在住のおともだちオススメのカフェで口直しをしました。
チャイの専門店ということで大阪では有名なところらしいです。何店も出店しているとか。
確かにチャイは入れるスパイスで多彩な表情をみせる飲み物ですが、何種類もチャイを揃えたお店は国内では珍しいですね。
とても斬新な店内インテリア。なんだかすごい雰囲気とおのぼりさんしてると、友人から屋外のほうがいいからと勧められて、テラスのほうへ。
ビルの谷間のカフェテラスは夜風も涼しく、昼間の暑さはどこへやらでとても心地良かったです。
濃いめの紅茶に暖かなミルク。スパイスの芳醇な香りと甘さ。いいですね。
みんなで別々のチャイをたのんで飲み比べをしました。私は身体があったまるジンジャーの入ったもの。
調子にのってケーキまでいただいちゃったのはちょっとお酒の後の胃には重かった(反省)
グランドフロント大阪は激しく東京ナイズされていたので、今度は本当に大阪らしい大阪を見ようという話しになり、夜の街を彷徨いました。
神社マニア化した私のために、お初天神に参ってからバーでさらに一杯、と。
高いビルや思い切り俗な繁華街の合間に、元禄の情緒を残すお初天神。正式名称を露天神といいます。御祭神は大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真
道真公を祀る天満宮ではありますが、もともとは天照大神をも祀る難波の明神宮、なんとその歴史は7世紀にも遡るとか。さすが難波宮あなどれません。
露天神の名の由来は菅原道真が太宰府へ左遷される途中、ここで都を偲んで涙を流したからとも、梅雨のころに神社の前の井戸から水がわき出たためともいわれているようです。
しかし通称はお初天神。
この露天神の「天神の森」で起きた心中事件が有名になり、これを題材にした近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」が評判となりました。
そのヒロイン、お初の名をとって、露天神はお初天神と呼ばれるようになったのです。
「未来成仏疑ひなき恋の。手本となりにけり。」
それにしてもお初の名前は天神に冠せられましたが、はて相手の徳兵衛の立場は…。などと、友人たちとバカ話をしながら大阪の夜は更けて行きました。
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