場所はいつもの市立博物館。今回はここでのお茶はなしです。
カメオ展の時も思いましたが、美術展のポスターがすばらしいです。
当たり前ですが、平泉の中尊寺金堂は模型が置かれているのみ。
しかし、地上の浄土もかくやという金堂の凄さはその模型でもよくわかります。その華やかさは、西洋の教会のよう。地上にはない世界を見せるための装置。
藤原氏は一種の宗教特区のようなものを作っていたわけですから、浄土思想とはなるほど一神教的なのかも。
その反映として、金堂には、藤原氏三代のミイラが安置されているとか。
国宝の薬師如来をはじめとして、仏像も端正な顔のつくり。鎌倉時代の仏像と少し面差しが違います。平泉はシルクロードの東端と説明されていましたが、少しガンダーラ仏を思わせます。影響がストレートにでてたのかもしれませんね。
とにかく奥州平泉に行きたくなりました。
東北には行ったことがないので。ぜひとも。
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