鳥取民藝美術館に行っているうちに降り出した雪は本格的になってきました。這い寄る冷気がずんずん。
他にまわる根性はありませんね。はい。ということで、お昼くらいの列車をすでに予約していたので、鳥取駅構内でご飯でも食べながら時間を潰すことにしました。
二晩和風料理も続いたことだし、少し洋風の味が懐かしい、ってことで、目についたちょっとシックな喫茶店に入ることにしました。服部珈琲工房鳥取店です。
服部珈琲工房は松江に本部がある喫茶店のチェーンのようです。
[3回]
大概のお店でランチについてくるのは、おまけのようなサービスコーヒーなので。まさか単品でたのんだコーヒーと同じものがくるとは思いませんでした。で、しかもこのコーヒーがポットサービス。
紅茶のポットサービスならみかけますが、コーヒーでたっぷり二杯分。もちろん珈琲専門店の面目躍如の深い味わいのドリップ。
これは贅沢だわ。
おかげで、二時間ほどあった時間も持て余さずに潰すことができました。はじめランチの後にコーヒーおかわりでもしようかなどと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。
できないかなあ。このお店、福岡に。
それにしても、街は雪。雪の降る街を〜♪のもの悲しいメロディが頭の中をめぐります。
でもこの季節の鳥取らしい感じを見られたのはよかったのかも。
なにしろ、一日に2mくらい積もってしまうのも珍しくないとか。
1㎝でも積もれば交通パニックになる福岡の人間から見ると、この光景はとてもロマンチックに見えます。
もちろん、この雪と戦い暮らしている人たちにすれば、大変なだけだでしょうけれど。
ホームから見る光景はさらに雪がひどくなっています。
積もるんだろうなぁ。
さて、面白いことに、列車が山の中に入ると雪はぴったりとやんでしまいます。中国山地に雪雲があたるんでしょうね。
そして瀬戸内(姫路)はとんでもなくいいお天気。風だけは冷たいけれど。
自然はまことに玄妙で面白いですね。
冬の日本海を楽しんだ鳥取への小旅行のお話はここまで。
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