高知県立文学館を出たところで、ちょっとヒマしているタクシーの運転手さんから声をかけられました。
私は少々疲れていたので、土地勘のないところでバスを探してもどるのもちとめんどい。そんなに遠くないからタクシーでいっか。
観光客と知った運転手さん、「桂浜には行ったの?」と。「高知にきて桂浜を見ずに帰るのはいかんき。」そっかー、そういうことかー。と、ついつい説得されて、そのタクシーで桂浜ツアーをすることになってしまいました。普通はこんな贅沢やんないんですけどね。桂浜を公共の交通機関で行くのは結構大変なので、結果的にはよかったかもしれません。
運転手さんは桂浜と龍馬記念館とを回って、見学中も待ってくれるというサービスのよさ。いやー楽ちん。
ただ気の弱い私は待たせていると思うと時間が気になっちゃうのが難点かな。
そしてその運転手さんが最初に連れていってくれたのが、長宗我部元親の銅像でした。
龍馬景気に沸いた高知ですが、やはり坂本龍馬だけでは弱い。次は、歴女に人気の長宗我部を推しているのか。非常にカッコイイ銅像が建っています。
[2回]
一度は四国統一に成功した長宗我部元親。足下には、四国の図。
どこまでもかっこいい。センスがいいなあ。
説明によれば、二十二歳での初陣の図だそうです。
「文武両道にわたる元親公の郷土への偉大なる業績を顕彰し、
歴史に名を残しながら、悲運のうちに倒れた長宗我部一族やあまたの武将達の御霊を鎮めると共に、末永く郷土の誇りとして語り伝えんため、この像を建つ。」
とあります。
さすが四国だなあ。御霊へのシンパシーが感じられるところが…。
こちらは別アングルから。うーん、絵になるなあ。
ただこの日は急に曇ってしまったために、写真を撮るには最低の条件。くぐもった絵になってしまいます。悲しい。
前の日はあんなに晴れていたのに。
この銅像、ポスターにもなっていました。センスがすごくいいです。
さすがプロの撮った写真はきれいだなぁ。
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