済州島で買ってきたもののもう一つに、水参(生の高麗人参)があります。
あっちって、スーパーで普通に高麗人参が売っているんですね。ちょっとびっくりしました。
売り子さんがとても上手な人で、言葉がまったく通じないにも関わらず、何故か乗せられて高麗人参買っちゃいました。泥を落とせば日本への入国も可能です。
で、いきおいで買った水参、向こうで食べ損ねたサムゲタンを作ってみようかということに。
でも、本物のサムゲタンは丸ママの鶏を使わないといけないので難しいです。いーや、骨付き鶏で適当に入れちゃえ、って作ったのが、このサムゲタン粥。ごくごく適当に作ったオリジナルレシピですが、なかなかのお味に仕上がりました。
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■材料(4人前)
鶏手羽 8本
もちごめ 1合
水参 1本
干しなつめ 10つぶ
銀杏 20つぶ
ショウガ 大きめ ひとかけ
塩 少々
ガラスープ(市販品 液状)500cc
水 2リットル
■手順
1.もちごめはといで、ザルにうちあげておきます。
2.水参(高麗人参)はよくあらって千切りにします。なければ、高麗人参茶の粉末を入れてもいいそうです。
3.銀杏は電子レンジで加熱して皮を剥いておきます。ショウガも水参と同様に千切りにします。
3.鍋に水をはり、鶏手羽肉を入れて沸騰させ、あくをとります。
4,もちごめ、水参、干しなつめ、銀杏、ショウガもすべて鍋に入れて煮立て、さらに丁寧にあくをとります。
5.ガラのスープも入れて、じっくり弱火で二時間煮込みます。
6,塩で味を調えます。
ガラスープはお肉屋さんで売っていることが多いです。冷凍しておくといろんな料理に使えて便利です。
サムゲタンやサムゲタン粥にあうのが、韓国のお酒、百歳酒。
一種の薬酒で、これまた高麗人参やクコの実などが入っています。ちょっと酸味のある爽やかな味で、二日酔いしにくいことで有名とか。
若者が年老いた老人を鞭打っている図がシンボル。儒教国家で、この図は結構なインパクトがあるのかも。
で、その若者は実は百歳酒を飲んで不老不死を得た人間で、老人は彼の80歳の時に生まれた子。でも子供のほうは百歳酒を飲まなかったので、年老いちゃいましたってことらしい。「なんでオマエは百歳酒を飲まなかったんだよー」って打ってるんですね。それで、なーんだ、ということに。
おいおい、子供なら鞭で打ってもいいの?というところはスルーみたいです(^^;;;
本格的サムゲタンは、レトルトで売っています。
このスープで風邪の初期症状ならふっとびますよ。
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by TREview
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