門司港には、前は帰省の途中によく通っていたのですが…。車を購入してからはルートが別になり、あまり立ち寄ることがなくなったので、こういったものができているとは知りませんでした。
全長2.1㎞の観光用列車です。
なんでも、廃線になった貨物線に、南阿蘇鉄道で使用されていたトロッコ列車をもってきて走らせた、という、なかなかエコロジカルなリサイクル路線です。
いかにお金をかけずに、観光をもりあげるかという努力の賜、と見ました。
でも、このトロッコ列車でめかり公園と門司港レトロ地区が結ばれるのは、観光客としても、なかなかありがたいです。
列車は、おもいっきりゆっくり走ります。まあ、開放形のトロッコ列車だから、それくらいがちょうどよろしい。顔にあたる風が気持ちいいくらい。
ただ、臨港線の貨物線とあって途中、結構トンネルが多いのです。
で、トンネルに入ると。天井を夜光塗料でつくった模様が彩ります。
なるほどねー。トンネルにはいっても飽きさせないしかけなんだなぁ、と。
こちらもお金をかけずに工夫する、というポリシーが貫かれているようです。こういうの好感がもてます。
終点の関門海峡めかり駅でおりました。
めかり公園まで行かなくても目の前を海峡が流れていて、いい景色です。
振り返ると、関門橋も見えます。
ここからめかり公園まではめかり絶景バスに乗っていってもよかったのですが…。つい素敵ないけないものを見つけてしまいました。
昭和時代の旧型客車「かんもん号」を利用した休憩スペースなのですが、中にカフェがあって、なんと門司港地ビールが飲めるのです。
まあ、少々疲れたし、地ビールの誘惑は魅力的。
内部は確かに、レトロな客車そのまま。で、昔の門司港の写真などが飾られています。
定評ある門司港地ビール工房のヘッフェヴァイツェンで乾杯。
これからふぐ食べにいくんだけど。ま、一杯だけなら、ってことで(^^
美味しいんですよ。このヴァイツェン。
飲みながらおしゃべりしている内に時間はすっかりたってしまいました。
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