
よく整備された津和野の街並みです。両側の水路には鯉が放されていますが、冬なのでわりと冬眠中。
左右の白壁が素敵です。建物もちゃんと街並みにあうように規制されているのでしょう。コンビニなどのつや消しな建物がありません。
山間の小さな町だからこそ可能な街並みの美しい保全なんでしょうね。

歩いていると大きな鷺がいました。最初置物だと思いこんでいたので動いてびっくり。本物じゃん。悠然とはしていますが、さて写真を撮ろうとするとなかなか大変です。カメラ向けるとさすがに逃げる。

突如として、こちら方向に飛んできて思わずパニック、にもなっちゃいました。
写真のブレが、ショックをあらわしてます。(^^;;;

鴎外記念館はかなり近代的な建物。かなり大きな箱です。

ハイシーズンならば人出もいっぱいなのでしょうが、きれいな建物の中ひとがいなくて、静かです。
鴎外というと「舞姫」と「山椒大夫」くらいしか読んでないです。軍医と文学者という両方のわらじをはいた人。明治にドイツへの留学をはたしています。(コッホに師事していたのは知らなかった。)

前庭は海をイメージしていて、波と石とをモチーフのオブジェが置いてあります。
激しい雨に、室内からの写真のみ。
今回、この天候には本当にたたられました。

記念館の前には鴎外の生家が保存されていて、記念館と同じ入場券で中に入れます。
稼業は蘭学医ということもあって、なかなか立派な家でしたが、それでも昔のお家って寒いですね。
庭には雪が残っていて、雨に濡れてシャーベットのようになっていました。

記念館の中から見る、津和野の山のほうの風景です。
手前の木が雨に濡れて雫がきらきらとして、霧にけぶる山との対比が美しい。
(クリックして拡大すると、雫が見えます。)
でも、こういう写真って難しい。見たままの風景にはなかなか写らないです。(^^;;
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