さて、翌日、静岡へと新幹線こだまで向かいました。

静岡へ来たのは初めてです。なんどか駅を通過することはあったかと思うのですが…。
お茶の香りと男伊達~♪の茶所と、清水次郎長くらいしか、思いつきません。
たてかえたばかりとおぼしき駅は新しくて立派でした。
[2回]

駅を降り立つと、東照宮が。今回の旅行では日光にまで足を伸ばすつもりだったので、なんてシンクロニティ。
考えるまでもなく、静岡の旧名は駿府。権現様のお膝元でした。東照宮もあってむべなるかな。

「人の一生は、重荷を負いて遠き道を往くが如し」との家康公の家訓が刻んでありました。艱難辛苦の末に大権力者となり、戦国の世を終わらせた人物の言葉だけあって、重みがあります。で、遠き道の果てに彼はどんな光景を見たのでしょう。
今回は現代の「ご神体」詣が目的なので、静岡市内の観光はなし。また次の機会に。
できれば、富士山が美しく見えるという冬の時期に再訪したいものです。