美しい庭園を蔦で出来た回廊が巡っています。
門の意匠もさすがに優雅ですよね。
季節(とき)は秋。蔦は赤く色を変え、深紅の回廊となっています。(残念ながら全部が変わっているわけではないけれど。)
光をすかして、真っ赤に染まった小径。これは美しい
外側からみても、深紅の回廊は美しい。
廻廊の途中、ほんの少し小高くなったところから、庭の全景を撮りました。
美しい対称に貫かれた庭。横側から見るシェーンブルン宮殿に花を添えます。
庭は植物で紋様が描かれ、それを飾るように花が植えられています。
とても人工的。日本の庭園とは、まったく違う趣です。
ハプスブルグ華やかなりし頃はここを貴族や貴婦人がさざめいたのでしょう。うーん、考えると、観光客としてとはいえ、この美しさを楽しむことができるとはよい時代に生まれたものです。
さて、この皇太子の庭を見た後は、宮殿内の部屋を見て回りました。
残念ながら撮影禁止なので写真は残っていません。
マリア・テレジアご自慢の中国趣味(シノアズリ)の部屋など、美しい調度を眺めつつも、短時間で見終わり、これにてシェーン・ブルンは終わり。
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