和風で、よく整備された小径。とおの昔話村への道は看板ですぐにわかりました。
施設は新しくて、とてもきれいです。でも、昔話の風情はこわさぬように。
遠野って観光地としてものすごく整備されているなぁ、という印象でした。でもツーリスティックにすぎない節度もあって。とても好感が持てます。
昔の遠野の長者の家を再現してあります。神棚の紙細工が素敵です。
内部では数多くのブースがあって、遠野の昔話が動画いりなどで楽しめます。
そして、遠野を紹介した柳田國男の資料はもちろん。この時点では2009年なので百周年事業は始まってはなかったですが、現在は多分、百周年が大々的に謳われているでしょう。
こちらが柳田國男の自筆原稿の写しです。さすがに明治期の文筆家。達筆ですね。宮沢賢治の親しみのある丸文字とは違う。
ふるさと村の横にはきれいな小川が流れて、のどかで静かな雰囲気です。観光シーズンは夏なので、秋はあまり人がいないのかも。私にとっては本当に過ごしやすいです。
静けさが好きな人にはこの季節の旅はおすすめかも。
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