女性ひとりで入るのはなんだかなー、と思わないこともなかったのですが、ひとりのお客さんも多いし、子供連れの女性が何故か食事をしていたりと、親近感のある居酒屋さんです。なんか博多とノリが似ているというか。私もすっかりリラックス。
でもって、仙台にも慣れてきたんで、いきなり日高見を注文。なんか、お酒の盛りがすっごいよかったです。表面張力を見せつけるようなギリギリ。こっちからお酒を迎えに行かないといけない(笑)
最初はお通しのサラダです。ねばねばとぱりぱりの二種から選べてような。(すみません、覚えていません。)
このドレッシングがえらく美味しかった覚えがあります。
ここんところ、定番となっているお豆腐。安心して食べられるのはこれくらいなんだもん。日本酒ともよく合うしね。
手作り豆腐は大豆の味がしっかりして、美味しかったです。
そして、そして、名物「煮込み」。モツや牛すじと豆腐やこんにゃくなどを煮込んだ料理です。行きがけに行った「倅」にもあったので、「煮込み」って、仙台ではポピュラーな食べ物なのでしょうか?
牛タンは食べられなかったんですが、お高い牛タン以上に旨い食べ物です。もっと宣伝してもいいかも。
味噌味と塩味の二種類がありました。「倅」で味噌味をいただいたので、今回は塩味を試してみました。
これも、いい出汁がでていて、滋味豊かなんですよ。おでん風の玉子がいい感じ。
寒さで縮こまっていただけに、暖かいスープが身に染みます。
そして、スープが沁みたこんにゃくが旨い!
コストパフォーマンスが滅茶苦茶イイ食べ物です。
最後にぶりカマの塩焼きをお願いしたら、これがものすっごく大きい。仙台も海鮮の美味しい土地柄のよう。
ひとりで食べるには、限界っぽかったお魚ですが、日本酒といっしょにちびちびいただいて、楽しかった東北旅行の思い出に浸るにはなかなかよいです。
長い間おつきあいいただいた東北旅行編もひとまずこれで最後の記事です。
配偶者との旅行も、友人たちの旅行もみんな楽しいですが、ひとり旅にはひとり旅の気まぐれわがままし放題という楽しさもあります。うーん、のんびりしたーって感じ。
それにしても、東北は楽しかったです。はじめて行ったのでなにもかも物珍しかったってのもあるけれど、美しい風景も美味しいものもたくさんあったし。親切で優しい人たちにも出会えたし。東北弁のやさしい響きも好ましかったです。
何度も書いてますが、またふたたび機会があれば是非尋ねたいです。
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