チェックインして温泉入った後はお待ちかねの夕食です。
今回は日にちも長い上に交通費が結構かかるので、贅沢なお食事はこの日だけ。
食事は昼ごはんを食べた同じダイニングで。
それにしてもここのホテルのお客さん、国際色豊かです。知る人ぞ知るといった感じの雛の小さな個人経営の宿ですが。
インターネットの普及のためか、外国の方のほうが、こういった良い宿をご存知なのかもしれません。せっかく日本に来るのだから調査に真剣みがありますよね。
[3回]
山の端に陽が沈み、空が淡い朱に染まります。
時間ごとに美しい風景。
ダイニングはすでに食事の用意が。
山の中なので、前菜は山菜尽くしから。
ゼンマイ、こごみ、やまごぼうなどなど。
お造りも。めごちを中心にして。
山の中なので、お刺身はなくてもいいような気がします。お料理の数が多いだけに。
野菜の天ぷらの盛り合わせ。
柿の天ぷらがあって、なかなか珍しい。優しい甘みがあって、天ぷらもいけますね。
こんにゃくのお造りも。
写真は取り忘れましたが、大根のステーキもなかなか面白くて滋味豊かでありました。
鶏の照り焼き。うー、さすがに満腹ー。
夕飯をいささか食べ過ぎてしまい、朝6時に胃痛で目を覚ましました。
ふと窓の外を眺めると、一面の霧、霧、霧。胃が痛いのもすっかり忘れてカメラを取り出し、外へ。
ただただ幻想的。霧の郷の名に相応しい、美しい眺めです。
このように見事な霧は毎日出るわけではないそうで、本当にラッキーでした。
胃が痛くなるのも、悪いことばかりではないようです。
見渡す限りの山霧。必死でシャッターを押していたら宿の方がコーヒーを淹れてくださいました。
コーヒーの香りに包まれながら見る、絶景。中辺路に、高原に来て本当によかったと思える瞬間でした。
これもパノラマ写真。是非クリックして拡大してご覧ください。
さすがに山の中は冷え込みます。薪ストーブの暖かさがありがたい。
じっと炎を見ていると落ち着きます。
さて、朝もヘルシーな朝食をいただきました。
秋刀魚の干し魚が、なかなか美味しかったです。
さて、高原を出て、再びバスで新宮へと向かいます。路線は熊野古道の中辺路ルートによりそうように走っていて、途中に熊野本宮があります。
バスを降りて本宮に先に参ることも考えたのですが、荷物があるのでバスの乗り降りも大変だし、ということでそのまま新宮へと行くことにしました。(後で天候の急変にあって、ちょっとだけ後悔しました。)
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