Wikipediaによれば、山廃とは、「酒をまずくする有害な野生酵母や雑菌が活動・繁殖できないような低温に環境を保ちながら、乳酸菌・硝酸還元菌など酒をおいしくする有益な酵母や菌をゆっくりと繁殖させ、pH3.5前後で乳酸を生成させ、糖化作用を行なうこと」だそうです。
こういった過酷な条件を通り抜けると、「アミノ酸の組成が高いために濃醇な味になり、味の腰も強く、香りも奥行きがあって芳しい」とのこと。
ひと味含むと甘みを感じますが、つまみといっしょに飲むと不思議と辛口に変貌する酒でした。面白いなぁ。
つまみには、道後で買ったじゃこ天をあけてみました。
近頃気付いたのですが、じゃこ天はフライパンを使うよりも、網でさっと炙ったほうが美味しいです。100円ショップで買った小さな魚焼き網は、いろいろと役にたってくれてます。
自然の乳酸菌を育てる、昔ながらの山廃仕込みで造る純米酒。菊盛 山廃原酒 純米酒 720mlPR