一口に自然派ワインといっても、いろいろあって、おおまかには三種類にわけられるそうです。
「リュット・レゾネ(減農薬農法)」
極力、化学肥料や農薬などを使用せずにブドウを栽培する。
「ビオ・ロジック(有機農法)」
化学肥料や除草剤、農薬などを一切使用せずにブドウを栽培する。
醸造のさいには、保存料など化学合成薬を使用しない。
「ビオディナミ(生態力学農法)」
ビオ・ロジックと同様、有機農法でブドウを栽培し、「プレパラシオン」という調整剤を津使用、月や惑星の動きまで考慮した栽培。
とのことです。
月は潮汐力が少しは関係しそうだけど、惑星はちょっとなぁ。などと、理科系的には、クエスチョンマークが踊りますが、ま、美味しいワインができれば、月に祈ろうが、星に願いをかけようがいいわけです。
で、今回は自然派ワインを飲みながら、ぶどうの品種あてにも挑戦。
飲んだのは次の三種類
1.マコン ビラージュ 07
産地 ブルゴーニュ地方 品種 シャルドネ
造り手 ニコラ マイエ
青リンゴの香りが特徴的で、ミントやハーブの香りも感じました。シャルドネの特徴が強くでているフレッシュで果実味のあるワインだと思いました。・
2.リースリング ツェレンベルグ 00
産地 アルザス地方 品種 ソービニョンブラン
造り手 マルクテンペ
こちらは熟成が進んだ黄金色。花の匂いがふわっとただよいます。
リースリングの特徴とのことです。
酸味もまろやかで、私の好きなタイプの白ワインでした。
キュベクニコ 05
産地 ロワーヌ地方トゥーレンヌ 品種 ガメイ(カベルネフラン?)
造り手 ドメーヌ デ ボア ルカ 新井順子
日本人女性醸造家の方が造られたとか。お母様の名前にちなんでキュベクニコとされたそうです。
かすかに炭酸を含んだ円やかな味わい。
こういっためったに出会えないようなワインを教えていただけるのがこういったセミナーの醍醐味かな?
それにしても品種あては難しいです。
今回はかなり品種の特徴が明確にでているワインを選んでくださった様子ですが、それでも香りの判断は大変。
でもプロになるとアッサンブラージュされたワインでも、ブラインドテストで当てることができるみたいです。すごいなぁ。
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