30分もかかる大学への坂道を毎日往復する配偶者。へとへとに疲れたようで、外に食事をしにいく元気もなし。(他の会議参加者は初日こそ歩いていましたが、次の日からはタクシーを使った模様。バカ正直に毎日徒歩で通ったのは配偶者だけでした。おかげで骨折してボルトを入れた足はまた腫れちゃって医者がよいの憂き目にあいました。とほほな人です。)
疲れ切った時は、ホテルのレストランでお茶を濁そうかということになり…
幸いというか、ヴィラ・ガレのレストランはインテリアも味もモダンでした。
伝統的ポルトガルの料理は塩辛いのが相場ですが、この創作料理入っているらしくて、塩加減も控えめ。日本人の口にもあっています。ってか積極的に美味しい。このレストラン、日本にもあったらいいのに。
[8回]
さすがに豊かなワイン文化をもつポルトガル。このホテルはアレンディージョのワインがイチオシのようで、テーブルにはワインがすでにセッティングされてます。
ま、迷うことなく注文。
パンをお願いするとバターとオリーブオイルのセットが来ます。
パンは別料金ですが、そんなお高いわけではないので、頼んだほうが吉。
そう。パンがとっても美味しいのです。
まずはケイジョ・フレスコ(生のチーズ)のサラダから。バルサミコがかかっているので見た目豆腐に醤油がかかっているように見えますが、味は別物です。
さっぱりとして洒落た一品です。赤ワインにはちと弱いけど。ま、前菜ということで。
メインが仔牛のステーキなので。
これが柔らかくて。脂身が少ないのに、ちっともパサパサしていません。
玉葱をキャラメリゼしたソースがよくマッチングしてます。
付け合わせは別皿ででてきます。
これが結構量がある。ポテトとかズッキーニとかを重ねてチーズとともにオーブンで焼いてあります。
この野菜の重ね焼きがまた旨い。昼食だったらこれだけでもいいくらい。
でも、バターライスまでついてるんですよ。うん。かなりおさえて注文したつもりだったんですが、やっぱりヨーロッパ。ボリュームすごいね。
七月のヨーロッパはなかなか日が沈みません。夕飯食べても、まだ明るい。
しかし、容赦なしの太陽が傾き、とても過ごしやすい宵。
ああ、ワインが美味しい。
ここのレストランは大変気に入ったので、別の日も行きました。
で、食べたのがこの蛸。
ポルトガルじゃ、食べるのです。蛸。
地中海に面する国々では蛸食べるんですけどね。これは日本人には嬉しい。
で、オリーブオイルでソテーした蛸が絶品でした。ええ、もう。柔らかくて、でも歯応えもあって。
もうひとつはマンゴーと海老のサラダ。
果物の美味しいポルトガルですから、このマンゴーも上等。甘く柔らかく。
こんな美味しいマンゴーを食べたのははじめてでした。
茹でた海老とのコンビネーションもよくて。美味しかったなぁ。
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