あけましておめでとうございます。
残念ながら新年用の画像を用意してませんでした。とほほ。
新年は真剣に寝正月でした。うだうだしているだけでした。
さて、インスブルック編佳境なので急ぎましょう。
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アルプスの山々に抱かれたインスブルックは冬季オリンピックを二度も開催しています。
歴史的ランドマークを見た後は、そういったウィンタースポーツの街、インスブルックの側面,
Bergiselのスキージャンプ場です。
斬新な近代建築は、イラク出身の建築家Zaha Hadidによるもの。なんとも未来的。
インスブルックという古都と対照的です。
[3回]
トラムで近場まで行った後、山道を頂上まで登ります。結構な距離をかなりの傾斜の山道を歩いて、汗だくに。
インスブルックの10月だというのに、この暖かさはなんだろうなぁ。やっぱり、地球温暖化の影響?
山道をどんどん登っていくと、聖火台が見えてきます。ツインなのは二回のオリンピックを表しているんだろうか。
で、ようやく入口が見えてきました。
以前に札幌でこういったスキージャンプ台に行ったことがあるのですが、当然のことながらよく似ています。
ポスターには見所が載っています。こういうところにちゃんとレストランがあるのが、ヨーロッパだなぁ、と、思ってしまいます。どこでも、カフェやレストランは欠かせません。
ケーブルカーに乗って、ジャンプ台の頂上まで行きます。かなりの傾斜角のケーブルカーです。
そして、目の前にインスブルックの街が拡がります。うーん、上から見ても、綺麗な街だよなー。
で、これがジャンプ台。たけー。傾斜急すぎー。こえー。
高所恐怖症にはかなりつらすぎる景色です。手すりのほうには寄ることができません。
よくまあ、こっから滑り降りる人間がいるものです。私は絶対にダメです。イヤです。
で、こわごわ見ていると、左のほうに人がいるじゃーないですか。何してんのかな。あんなところで、冬に備えてスキーのメンテナンス?豪儀だなぁ。
などと呑気に眺めていたら…。赤いスーツのお兄さんはにっこり笑って手をふり、ジャンプ台にでてきました。
うそーん。雪、積もってないよ?ねえ、ねえ。雪が降ってなくても一種のイメージトレーニングかな?
トレーニング。うん、本当にトレーニングでした。イメージじゃなくて。マジに。
赤いスーツのお兄さん、滑り降りていきました。マジに。
そして、美しく跳びました。(クリックすると拡大します。真ん中の赤い粒がさっきの赤いスーツのお兄さんです。)
ホント、人間、鳥になれるんだ。なんか感動して。ちょっと涙目になってしまいました。
雪がつもってなくても、ジャンプというものはできる…らしいです。
なんか、人間って訓練次第で、本当になんでもできるんですね。すごいなー。本当によいものを見せてもらいました。テレビで観戦することはあっても、なかなかこういう生で見るチャンスってないですよね。
インスブルックの街を眼下に跳ぶジャンパーのポスターが飾ってありました。どっから撮ったら、こんなすごい写真になるんでしょうか。望遠かな。私のじゃ、豆つぶですね。
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