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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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地中海の海鮮料理 Sisli Balikcisi(イスタンブール)

トルコの料理が美味しいことは、有名ですが、さらにイスタンブールは海鮮料理が美味いことでも有名。

イスタンブールが3方を海に面している上、黒海付近はよい漁場。そしてヨーロッパに数々の影響を与えた伝統の料理の技。美味しくないはずがないですね。



滞在先のオスマンベイの大通りに面したレストランに入ってみました。
(実際行ったのは夕方でしたが、外観の撮影は別の日の昼間に行いました。)

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4階だての店内、どこに行けばいいのか迷いました。一番上は喫煙席だったので3階で。
どうも階によって、お値段が違っていた模様。

夕方になると昼間の蒸し暑さが嘘のよう。オープンエアの店内を涼しい風がふいています。



テーブルにはどんと卓上用オリーブオイルが。まるで醤油みたいだね。
醤油と同じくなんにでも大量にかけます。



まず前菜としてフライドカラマリを。有り体に言えばイカのリングフライですね。
フライという英語とカラマリというイタリア語の合成ですが、何故かどこでも通じます。

ふわっふわっの衣が柔らかいイカに合わさって、最高に美味い。よい油が使ってあるとみえて、ぜんぜん脂っこくない。
ソースは水切りヨーグルトですが、大変あっています。(この後、私は水切りヨーグルトに大ハマりで、日本に帰ってからもせっせと自分で作って食べています。)



メイン料理は鱸のグリル。
ホロホロホクホクとした身が素晴らしい。なまぐささをちっとも感じません。
日本人は世界一海鮮料理が上手だと思っていましたが、井の中の蛙大海を知らずでした。このグリル(塩焼き)に関しては日本の料理と比較して勝るとも決して劣るものではありません。
添えられた野菜もシャキシャキして上等。鱸と玉ねぎを混ぜて食べるのもなかなか素敵なお味と食感でした。



トルコははイスラム圏ですが、ツーリスト向けのレストランならば飲酒は可能です。なお、大衆食堂のロカンタにはアルコールのメニューはありませんが。

ということで、この日はビールを。



最後はトルコの常用ドリンクの紅茶(チャイー)で〆。

トルコといえばコーヒーが有名ですが、みんながいつでもどこでも飲んでいるのはこのチャイー。(アクセントはイにあります。)
インドのチャイとは違って、ストレートの少し濃いめの紅茶に角砂糖を入れます。ガラスのカップで出てくるのが特徴。
私も真似して、イスタンブール滞在中はチャイーをよく飲みました。

さて、ここのレストラン、味のほうはとても満足だったのですが、いざ会計となると、、、、

ビールが二重に付けられていたので、間違いを指摘すると、今度は引き算が間違っています。で、iPhoneの電卓持ち出して計算すると元の合計が間違ってて、わやくちゃ。
店員さんの目の前でもう一度合計してみせて正確なお値段を提示しました。
(最初のビールの引き算か間違っていなければ、合計までチェックしないのにね。)

まあ、それで相手が納得して事なきを得ましたが、後からネットを調べるとツーリスト相手に明瞭ではない会計で有名とか。
せっかく料理のお味は最高なのに。

ということでイスタンブールでこちらのレストランをご利用の際はレシートを確認しましょう。

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