イスタンブールは現在ものすごい勢いで発展中の街。日々増加するとんでもない交通渋滞。歩行者よりも車優先。大きな道を横断するのに毎回ヒヤヒヤします。でも、とにかく待っていても、あるいは歩行者が渡っていても止まってなどしてくれません。
まあ、それくらい人には優しくないイスタンブールなんですが、何故か猫にはものすごく優しい街です。
夕方になると猫にエサをやっている人が現れます。日本だと野良猫が増えるからと苦情がきそうですが、猫天国イスタンブールでは当たり前。なんとなくだけど、奈良の公園で大きな顔している鹿みたいに大事にされています。
他にも公園の中にネコの餌場みたいなところがあって、エサが散乱してました。
[6回]
この写真は別の日だけど、同じ人でしょうね。毎日エサやってるんだなー。
どうしてこんなに野良猫が多いのか、いろいろしらべましたが、結局わかりませんでした。トルコでもベストは大流行した歴史があるので、ネズミをとるネコが大切にされたのかもしれません。
公園で見かけた生まれたばかりの子猫。この愛らしさときたら。美人すぎ。
昼間のイスタンブールはとても暑いし、陽射しが厳しいので、多くのネコは日陰で寝ています。
夕方になって涼しくなると活動開始のようでした。
行き交う通行人をじーっと監視するネコ。なんかの諜報員でしょうか。
毛足の長い猫。気位の高そうな表情。ツーンとしてます。
世界遺産トプカプ宮殿に続く道を守る生狛猫。
兎に角堂々とした貫禄を感じます。
観光客すべて下僕と思っているんじゃないかな。
こちらの猫さんも。
人に害されることがないことを知っているので、カメラを向けても微動だにしません。
おかげで岩合光昭さんじゃなくても、ネコ写真が簡単に撮れるのです。
変わりつつあるイスタンブールですが、どうかいつまでも猫さんたちの天国でありますように。
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