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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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迷える仔羊は葡萄酒に酔う 晩餐の夜(ノッティンガム)

会議最終日、お決まりのバンケットです。



バンケットの会場は大学の中でした。寮が持っているバンケットルームのようです。

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みんなそれぞれにドリンクを注文して、ウェルカムバー。でも、有料w
寮の持っているパブなので、仕方ないみたいです。
最初はちょっと大人しくソフトドリンクにしました。



時間が来ると三々五々テーブルにつきます。ウェルカムバーで注文した飲み物を手に持ちながら。



まずはどんとワインで用意されます。赤白ともにチリ産です。両方ともなかなかにフルーティーで美味しい。
私のテーブルのひとたちはあまり飲まなかったので、配偶者とふたりで飲んでいたように思います。



前菜はクリームコロッケのようなもの。ホタテが入っています。
うーん、前菜としてはちょっと重たいですよね。

付け合わせの青梗菜はちょっと珍しい。コンソメで味が付いていて美味しかったです。



そしてメインは、子羊の骨付き肉ロースト。写真ではちょっとわかりにくいですが、これが日本人の常識を超えて大きい。そうまるで原始肉のように!
さすがブリテンの逞しきバルバロイの末裔です。このワイルドさはなんとも言えません。貧弱な東夷にはかないません。とはいえ、くさみもなくうま味たっぷりのお肉でした。

そしてなんだか配偶者の食べてる肉と比べても私の目の前に盛られたお肉はかなり大きいのです。特別待遇といったところでしょうか。とってもありがたいけれど、正直重過ぎる。

半分以上入りませんでした。ああ悲しい。持ちかえって次の日にサンドイッチにしたら、さぞかし美味しいでしょう。おかんのようなことを考えながら、赤ワインを飲み続けました。(酒なら入る)

今この写真を見ながらレポート書いていても、もったいないお化けが出そうです。



メインでこの状態ですから、当然デザートは写真を撮るだけ。それでも1口味見をしましたが超絶甘かったです。パス。



バンケットが終わると、長いイギリスの夏の日も暮れかけていました。これで11時位です。
広い大学の構内もシルエットになっていました。酔いざめに風がとても涼やかです。



ホテルも綺麗にライトアップされていました。

ああ、いちばん素晴らしい季節を楽しむのも終わり。9月くらいまで皿洗いしてでもこのホテルに残りたいと叫んでいました。

これにて、イギリス旅行記を終わります。

余談ですが、その後、灼熱の福岡が待っていました。
(お盆近くになれば少しは日本も猛暑がおさまってまっていると期待していたのですが、なんのなんの。)ここから地獄の38度越えの日々が始まりました。温度差で死にそうになったのは言うまでもありません。



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