シェイクスピアの生家のチケットで他のシェイクスピアゆかりの家にも入場することができます。腹ごなしも兼ねて散歩を続けました。
Nash'sHouse は シェイクスピアが晩年を過ごした屋敷と孫娘エリザベス・ホールとその夫トマス・ナッシュが暮らした家だそうです。
[5回]
ネットを調べると、後の住人はシェイクスピアファンの観光客のわずらわしさに嫌気がさして屋敷を壊したとか。
その後、博物館として再建したものだそうです。
素敵な16世紀の雰囲気。重厚なダイニング。
家の二階の博物館では、シェイクスピアに関する展示が行われています。キャラクターに関する諸々の説明。これはロミオとジュリエットですね。
そえられた漫画になんか愛嬌があります。
こちらは「生か死か、それが問題だ」のハムレットです。骸骨は父王のものなのかしら。
子どもにイギリスの基本シェイクスピアを教えるために、いろいろな工夫がされています。当時の衣装を着て記念撮影するところもありました。
ちゅうたれにエリザベスカラーをつけてもらいました。処女王エリザベス一世の風格に近づけたでしょうか?
「国家の結婚でし。」
ここのお庭は素敵とのことだったので、外に出てみました。
シェイクスピアが老境を過ごした家の発掘現場です。ここは綺麗な花壇になっています。
発掘現場はそのまま放置されることも多いですが、なるほど花壇にしてしまうのは一つの手かもしれません。
さらにお庭を歩くとシェイクスピアの作品をイメージした青銅製のオブジェが並んでいます。
こちらはマクベスの3人の魔女でしょう。
こっちはせむしの王、リチャード3世。
なかなかに趣のある渋いつくり。
ロバがいるので「真夏の夜の夢」でしょうか。
かなりデフォルメされた表現なので、どの作品か分からないものもあります。
作品をアテながら見ていくのは楽しいです。
Nash'sHouseを出て、駅に戻ろうとしましたが、そのまま来た道を帰っても面白くない。エイボン川に出て。イギリスとは思えない上々の天気の中、川に沿って歩くことにしました。
ストラトフォード・アポン・エイボンはその名のごとく、エイボン川の岸辺にできた街です。
ターナーの風景画のに見られるような景色が広がります。
風も心地よく、光が溢れています。
本当にイギリスの一番いい季節ですね。
みんな思い思いボート遊びなどをしています。
岸辺ではみんなピクニック。食べているのがマクドナルドの袋に入ってたりするのはご愛嬌。
天気にも恵まれてとても素晴らしい一日となりました。
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